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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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【11・3憲法のつどい 広島豪雨土砂災害を考える】

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【11・3憲法のつどい・・広島豪雨土砂災害を考える】
11・3憲法のつどい「広島豪雨土砂災害を考える
災害と日本国憲法」が、広島青少年センターでありました。
開会、冒頭、災害犠牲者に黙祷を捧げました。
主催者が挨拶。
「東日本大震災でも、広島土砂災害でも歴史的教訓を踏まえなかった行政の責任がある。」
「自然の力には人間はかなわない。釜石で犠牲者が少なかったのは、小学生が自分たちで判断し、上へ上へと避難した。想定外のことも考えることも大事だ」
「防災教育が大事だ。」と力を込めました。

第一部「現地からの報告」では、まず、中国新聞・災害取材現地支局長・久保田剛さんから報告。
「災害時、住民同士の会話さえ聞こえないような大雨だった。」「自分も安佐南区古市在住だったが、避難勧告が早く出たとしてうまく伝わったかは、わからない」と報告。そして、「災害をもたらした豪雨自体は予測難しい。」
「広島は、山裾に住宅地になっている。しかし、土砂災害警戒区域指定は遅れ、八木・緑井が指定はなかった。」
「土砂災害を想定した避難訓練がされた自治会はなかった」
「事前の危機意識は低かった。【まさか自分の家が】という思いが皆さん強かった」
などと報告しました。
「初動の遅れが指摘されている。避難勧告は遅れ、サイレンも使用されていない。」
「局所的な災害なので、携帯電話を鳴らす警戒システムは作動しなかった。」
「避難勧告をすると同時に避難所をあけるというルールを守ろうとして避難勧告が遅れた。」
「ただ、二時半くらいに避難勧告を出したとして、上手くいったかどうかは疑問の声が強かった。どのタイミングで出すかは難しいところ」ということです。
今後の課題としては、「二重ローン」の問題、「コミュニティーの分断」などが問題です。自治会によっては会員が3分の1しか戻っていないそうです。また、東日本大震災では集落ごと避難していたケースが多いが、広島土砂災害では、バラバラに避難しているケースが多いのです。
中国新聞では、来年の4月頃まで、災害取材現地支局を続け、五十人を継続的に取材したい、ということです。
続いて、広島医療生協副理事長で広島共立病院の青木克明先生が「現地での医療支援」について報告しました。
広島共立病院は、9月1日に新病院に移転予定でした。その準備中に災害にあいました。
ボイラーや医療機械などが冠水したそうです。6000万円の被害になりました。
それでも、共立病院は通常診療を継続。併設の訪問看護ステーションもみじは夕方までに利用者106人全員の安否を確認。14人被災、1人が亡くなられたということです。
また、9月5日までは、広島市が設置した避難所を訪問しました。八ヶ所に52回、86人がのべで訪問しました。
また、9月5日からは旧病院を避難所に提供しました。また、地域のボランティア活動に参加。全国の民医連の方々が支援に来られました。
青木先生自身は、阪神大震災時にボランティアに参加したことがあり、まさか自分が被害に遭うとは思わなかったが、全国の連帯は強まった、と振り返りました。
全国からの支援は8月30日、31日くらいがピークだったそうです。
共立病院の旧病院は、一世帯一部屋が避難所となりました。
小学校の体育館よりは格段に暮らしやすい環境です。キッチンも解放し、弁当ばかりで栄養が偏りがちだった被災者も自ら調理できたりしたそうです。
「雨が怖い」「お墓が流れて心痛」「自分だけが助かって胸がいたい」などの心のケアや医療費補助など決め細かな支援が必要、と青木先生は訴えました。
by hiroseto2004 | 2014-11-03 16:00 | 広島土砂災害(広島豪雨災害) | Trackback