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by hiroseto2004

「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター設立に向けて」

広島ブログ

11月9日、広島県の男女共同参画を進める会主催でシンポジウム「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター設立に向けて」が行われました。

ワンストップ支援センターは、二四時間365日、性犯罪・性暴力被害にあった人に対し、医療、法律相談、就職なども含む切れ目のない支援を行うためのセンターです。
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国の男女共同参画基本計画では、各都道府県にひとつは設置することと、されています。岡山や鳥取、島根ではすでに、そうした仕組みやセンターができていますが、広島はまだです。

産婦人科医の河野美代子先生が自らの医師として女性を診療していた経験を基に講演。受診者の多くは学生がおおいが、性交の相手は社会人が多いことが報告されました。また、児童虐待の多くが母親が加害者の場合が多く、望まない妊娠が多いということです。

相談や医療、立ち直りへのカウンセリング、弁護士による支援などが重要だということです。

なお、河野先生が対応した一四歳で出産した女性はいま、人権教育担当の公務員をしていて、河野先生にも講演をお願いしたが、そのときは気づかなかったというエピソードも紹介されました。

広島県産婦人科医会長の久松和寛先生、そして弁護士の藤本圭子先生が発言しました。
久松先生からは産婦人科医会と警察などが連携して被害者支援システムをつくっている岡山県について紹介がありました。

藤本先生からはいわゆる「強姦神話」の害悪について指摘がありました。すなわち、あらゆる犯罪の中で強姦だけ、異常に被害者の責任が問題にされることの害悪について問題提起されました。

さらに、村木さん冤罪事件の余波で証拠も厳格化され被害者に不利になっている面はあります。この点について藤本先生は、「ワンストップ支援センターの任務は被害者への適切な支援。第二に性犯罪への啓蒙活動が大きなミッションだ。また、女性への暴力を空気のように受け入れている実情を改めないといけない」などと補足しました。

久松先生からは、「岡山にあるワンストップ支援センターが広島にはないの恥ずかしい。」「男性にセックスについて知識がなさすぎるのも問題。啓発運動をしないといけない。」などと補足がありました。

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by hiroseto2004 | 2014-11-09 20:04 | ジェンダー・人権(DV・性暴力) | Trackback