「組織よければ個人よし」時代終焉と日本人「幸福度」最低
2014年 11月 11日
日本人は、世界的にみても「幸福度」が最低である。
こんな統計が衝撃を広げています。
新興国で、経済成長が大きい国の幸福度が日本より高いのはわかる。
「昨日より今日がいい」から。
問題は、古くからの先進国と比べても低いこと。
その原因は、おそらく以下のことに集約される。
「組織よければ個人よし」(企業主義、官僚主義)だった時代が終焉してひさしいのに、それに対応したシステム変更がされていない。
一九八〇年代くらいまでは、国が企業にばらまけばそれが自治体や下請けや勤労者おおこぼれが行く。だから、個人はそんなに重視しなくていい。
そんな体制でした。
問題は、成熟経済になっても、そのシステムを維持してきたことです。
いくら、ハコモノをばらまいても、企業減税をしても勤労者にその恩恵は行かない。
結局は、株を持っている富裕層を潤すだけ。
勤労者は、給料があがらない中で、先進国でも異常な水準の学費負担に苦しむ。住宅ローンに苦しむ。そんな日本になってしまった。
今の日本は、再分配が不十分だからこそ、チャレンジもしにくい。
再分配重視でチャレンジしやすい社会にしてこそ、幸福度もあがるのではないでしょうか?
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by hiroseto2004
| 2014-11-11 08:31
| 新しい政治をめざして
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