原発推進・ラジカル改憲勢力が後退した衆院選 市民が政治家を育て、ヒロシマの心活かす政界再編を! 広島瀬戸内新聞社主談話
2014年 12月 16日
原発推進・ラジカル改憲勢力が後退した衆院選 市民が政治家を育て、ヒロシマの心活かす政界再編を!
2014年(核時代六九年)12月15日
広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち
第47回衆院選は、12月14日執行され、与党自民党は290、公明党は35で与党は横ばいでした。
マスコミ事前予測では、自民党が単独で三〇〇議席を確保が濃厚でした。しかし、現実には、それほどには議席は伸びませんでした。
また、ラジカルな原発推進派かつ改憲勢力たる自民党と「次世代の党」の議席数合計は23議席減りました。
安倍総理と対極の「日本共産党」は8議席から21議席へと、大幅に躍進しました。
安倍総理のコアな政策である「原発推進」や「解釈改憲」については、有権者も「一定のお灸を据えた」とも言えます。
しかし、与党議席の現状維持により引き続き安倍総理の暴走が続きかねないことは残念です。
小選挙区におけるいわゆる「野党共闘」も沖縄以外では、有権者からは「野合」とみられがちで、求心力にならなかったことについても検証や反省が必要です。
■オキナワ、そしてヒロシマに差した希望の光
希望は失ってもいけません。
希望は失ってもいけません。
ラジカルな原発推進・改憲勢力と日本共産党の躍進は示しています。
そして、沖縄では,4つの小選挙区全てで自民党が敗北し、共産党から保守まで含めた反基地勢力の共闘が成功しています。軸がハッキリした市民の動きをバックとした共闘なら、うまくいく。こうしたお手本を『沖縄の心いかす市民発政界再編』は示してくれました。
今回の衆院選で広島瀬戸内新聞は比例中国ブロックで日本共産党を支援しました。
社主・さとうしゅういちの所属政党の緑の党グリーンズジャパンが独自候補擁立を断念したこともその理由の一つです。
また、広島瀬戸内新聞では『災害大国に原発いらない』『海外派兵より災害対策』『庶民増税より格差是正』などで一致できると日本共産党について判断したものです。
選挙結果は比例名簿一位の大平よしのぶさんが当選し、2003年以来、11年ぶりに広島出身の護憲派・脱原発派国会議員が復活しました。
また、広島瀬戸内新聞では『災害大国に原発いらない』『海外派兵より災害対策』『庶民増税より格差是正』などで一致できると日本共産党について判断したものです。
選挙結果は比例名簿一位の大平よしのぶさんが当選し、2003年以来、11年ぶりに広島出身の護憲派・脱原発派国会議員が復活しました。
こうしたオキナワとヒロシマに差した「希望の光」をもっと強めていかなければなりません。
■市民が政治家を育てよう
まず、今回増えた護憲派・脱原発派の議員と『原発をなくしたい、憲法を守りたい、格差をなくしたい』と考える市民が連携し、運動を進めていこうではありませんか。
そして、少しでも成果をあげることで、運動も幅広い市民から注目され、議員も成長していくことが可能になります。
市民が政治家を育てていく。この基本動作の繰り返しが今後重要です。
民主党が失望されたのは、せっかく政権を取りながら、官僚に取り込まれたからともいわれています。
しかし、そもそも、「市民が雇い主として、政治家を育てていく」という仕組みが少なかったことも根本な問題ではないでしょうか?
このことの反省なくして、選挙の時だけいわゆる野党共闘を進めても小手先だけの対応になりかねません。
絶望するのではなく、市民が政治家の雇い主として政治家を育てていく。
そして、そのことをバックに社是である脱自民党政治・脱原発などの実現のための『ヒロシマの心いかす市民発政界再編』を進めようではありませんか?
広島瀬戸内新聞はこうした方向で、市民の皆様に情報発信を粘り強く続けるとともに、実際に行動を率先垂範して進めます。
広島瀬戸内新聞はこうした方向で、市民の皆様に情報発信を粘り強く続けるとともに、実際に行動を率先垂範して進めます。
街頭では『あなたの代わりに街頭演説!』キャンペーンを実施。市民の皆様の政治参加のモデルとします。
小選挙区制度廃止や高すぎる供託金の廃止・引き下げなどの課題では幅広い皆様と共同を進めます。
また、2015年統一地方選挙では、県議選では土砂災害被災者当事者で日本共産党新人のつくだ守生さんを応援します。
また、市議選では、日本共産党、社民党、無所属などの志をともにする議員・候補を支援するとともに、議員たちの働きぶりをしっかりチェックし支える取り組みを進めます。
また、市議選では、日本共産党、社民党、無所属などの志をともにする議員・候補を支援するとともに、議員たちの働きぶりをしっかりチェックし支える取り組みを進めます。
広島市長選挙では、市民の意見をしっかり聞き、誰もが置きざりにされない市政へ転換すべく、幅広い市民や政治勢力と連携します。
さらに、大平よしのぶさんが11年ぶりの脱原発・護憲派の広島出身衆院議員となった流れを絶やさず、2016年参院選広島県選挙区で原発推進派による2議席独占の打破へ向け、共同を進めます。
広島瀬戸内新聞は今後とも「エコでフェアな社会をヒロシマから」の社是のもと、脱自民党(G民党)政治、脱原発(GENPATSU)、脱ジャイアンツ(GIANTS)&我らが市民球団カープ応援の姿勢を断固として堅持し、報道や各種の取り組みを進めます。
ヒロシマの心活かす市民発政界再編!
さとうしゅういちネット 代表者 佐藤周一
by hiroseto2004
| 2014-12-16 08:55
| ヒロシマの心活かす市民発・政界再編
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