広島市政への緊急提言1 大事なことは住民投票で!【2015広島市議選・市長選を前に】
2015年 01月 18日
2015年(核時代70年)1月18日
旧市民球場跡地利用、サッカースタジアム、安佐市民病院問題・・大事なことは住民投票で!
広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち
2015年4月12日、広島市長選挙、市議会議員選挙が執行されます。
広島市政においては、様々な課題の議論が紛糾し、先送りされています。
サンフレッチェの現本拠地(安佐南区)については、陸上競技兼用であり、都心からも遠いなど、
様々な面から不便さが指摘がされてきました。
そこで、中心部に近い地域にサッカー専用スタジアムをとの議論が行われ、候補地は
絞られていますが、結論はまだ出ていません。
一度つくってしまうと、取り返しがつかないのは現本拠地でも証明済みであり、市民の声を
しっかりと反映させる必要があります。
旧市民球場跡地利用についても、秋葉市長時代にいったん方向性が出たものの、松井市長への
政権交代で撤回され、様々な提案が各界からされています。
現在も、一応、イベント実施場所として利用はされています。平和公園にも近いこの場所
をどうするかも、サッカースタジアム問題と並び重要です。
広島市北部に目を転ずると、安佐市民病院を現在地で建て替えるか、川下地区に移転するかで
議論が分かれる中、2014年2月議会で松井市長が提案した「移転案」が否決されるという事件が
発生しました。
いずれの問題も、広島市議会や広島市長では手におえない問題ではないでしょうか?
そもそも、たとえば、「安佐市民病院については松井市長の考えに反対だが、それ以外の政策では
松井市長でよい」と考えている人もいれば、その正反対の人もいるでしょう。
そうした中で、市長選挙や市議会議員選挙で、これらの問題を争点にして、方向性を
決めるのも難しいでしょう。個々の市長候補や市議候補も、支持者の意見が割れるのに、
方向性をはっきりさせて支持を失うのを恐れてしまう面もあるでしょう。
その結果、問題の解決が先送りされるのは市民にとっても不幸です。逆に、昨年の松井市長のように、
「選挙に勝ったから、すべての政策について何をしてもいい」と言わんばかりに、自分の考えを
ごり押しすれば、市民の意見が分かれている政策について、民意とのずれが生じます。
広島瀬戸内新聞は、以下を提案します。
一定程度の議論期間を置いたうえで、
1、サッカースタジアム問題
2、旧市民球場跡地問題
3、安佐市民病院問題
について住民投票を実施すること。
なお、住民投票は議員の役目を否定するものとの意見もあるでしょう。しかし、むしろ、議員の皆様は、
市政に詳しい立場から、議論を交通整理し、住民投票の選択肢を作るなどの役目があると考えます。
よろしくご検討くださいませ。
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by hiroseto2004
| 2015-01-18 14:15
| 広島市政(広島市議会)
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