学生運動の敗北で加速した現代の貧困問題・ブラック企業
2015年 03月 22日
なぜ学生たちは当時、大暴れしたのか。
その理由は、学費値上げ反対です。
しかし、ご承知のとおり、学生運動は敗北しました。
その結果、大学の学費はうなぎのぼりになりました。
そして、日本は、教育費支出のGDP比率が先進国最低レベルで学費負担は最高レベルの国になったのです。
その結果、教育格差が広がっていきます。親の経済状況により進路が左右されやすい国になっていった。
もっと極論すれば、国民の教育には国ではなく、親が所属する企業が責任を持つ。
社会保障や住宅とあわせ、「企業主義」のセーフティネットが完成し、そこから外れた人たちを置きざりにしていく社会へ加速していったとも言えます。
また、日本では、奨学金も給付型や無利子ではなく、有利子の奨学金制度が主流でした。
卒業後は、奨学金返済に追われて結婚もできない若者が続出しています。
あるいは、返済のためにいわゆるブラック企業でもしがみつかないといけない
若者が続出しました。
1960年代の学生運動は敗北した。その結果、日本の今の格差・貧困や少子化などあらゆる現象が
加速したといっても過言ではありません。
なぜ、学生運動は敗北したのか?こうしたことも含めて、今一度しっかりとした総括が
必要ではないか、と思う今日この頃です。当事者がお元気なうちに総括をしていただき、
後輩に伝えていただきたいです。
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by hiroseto2004
| 2015-03-22 20:24
| 新しい政治をめざして
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