スティグリッツ教授「消費増税より炭素税」
2015年 04月 01日

2017年消費税増税を含む関連法案が昨日、自民、公明、次世代の賛成で成立してしまいました。いままでのいわゆる「景気条項」も削除され、景気が悪くても増税は強行されます。
しかし、前回2014年度の消費増税(5→8%)以降、国内経済は腰折れしています。おそらく、財政再建どころではない状況が2015年度以降襲うでしょう。
スティグリッツ教授も、消費税増税は「時期尚早」だったとしています。
やるなら、「炭素税」ではないか?ということです。
わたしも、政府のお金の使い道を「格差是正」に資する方向にシフトした上での炭素税ないし環境税導入はすべきと考えています。
現状で言えば、消費税は減税、その分を炭素税、としたらいいのではないか。
そうすれば、環境にやさしい方向に経済構造がシフトしていきます。
最終的には
「医療や教育は無料。しかし、ガソリン価格はいまより高い」
という社会を目指してもよいと思います。
日本のガソリン価格は実は、多くの先進国と比べて高いとはいえない。
むしろ問題は、政府がお金を集める前より集めて使った後のほうが格差がでかい構造にあるのです。
しかるに、総理のやっていることは、格差は拡大する上、大型公共事業で環境破壊もすすむ。最悪の方向ではないでしょうか?
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0117802.html
【ニューヨーク共同】ノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ米コロンビア大教授は30日、ニューヨークの国連本部で開かれた討論イベントで昨年4月の日本の消費税増税は「時期尚早」だったと述べ、安倍晋三首相は増税するなら「炭素税を導入すべきだった」との見方を示した。
炭素税は、温暖化の原因となる温室効果ガスの排出に対する課税。スティグリッツ氏は「(炭素税なら)炭素排出削減への投資を刺激し、最終的には需要増につながっていただろう」と語った。
「アベノミクス」の「三本の矢」にも言及、金融緩和については「非常に良く機能し、非常に迅速だった」と評価した。
https://www.youtube.com/watch?v=88BBNAKqq24
イオンモール広島祇園前演説後半
https://www.youtube.com/watch?v=Wffu16vS3KU
https://www.youtube.com/watch?v=cbQfoQcLTNQ
河辺たかふみ市長・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない社会を・イラク戦争12周年・災害7ヶ月「海外派兵より災害対策を」 3月20日古市橋駅前演説後半
https://www.youtube.com/watch?v=rGqlxEnptjo
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