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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

広島市はアストラムラインを高速五号線よりは優先させるべきでは?

2029年度以降に完成する計画になっているアストラムライン(広域公園前~己斐)。
アストラムラインについては、運賃設定が高すぎる、利用率がこれまでは悪かった、その結果下を走る道路は渋滞しているのにアストラムの経営は苦しい、などの課題があげられてきました。
広島市が整備を進めている交通関連インフラの中には「高速五号線(二葉山トンネル)」があります。
時間短縮効果は数分程度で大義名分は立ちません。しかも、トンネルを掘ることによる災害のリスクや環境破壊の問題もあります。
そもそも、差し止め訴訟を起こされていること自体、合意形成ができないまま突き進んだ都市計画の失敗です。裁判が起きている以上、工事を急いではいけません。
一方で、アストラムラインについては、以下の意義はあります。
すなわち、超高齢社会や格差社会の中で、広く庶民に交通手段を確保する。
高齢者だけでなく、いまや、若者でも貧困化の中で車を持てない、持たない人が増えています。そうした中で、人権としての移動の権利を保障するために、アストラムの延伸は、高速五号線よりは積極的に検討されるべきである。
このように考えますがいかがでしょうか?
もちろん、JR線の高速化や車両の整備なども含め、広島都市圏において交通政策が、「市民に安全で、そこそこ安くてそこそこ快適で環境にやさしい交通手段を提供するという観点」で、総合的に議論されるべきことは明らかです。


by hiroseto2004 | 2015-06-28 00:22 | 広島市政(広島市議会) | Trackback