人気ブログランキング |

エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

近未来短編小説 「存立危機事態宣言」が招いた本当の「存立危機」

広島ブログ

2016年、イスラエルは、アメリカがイランに対して甘い対応をとることにいらだちを募らせていた。


イランは核開発を進めていた。しかし、イスラム国打倒のため、イランとは事を構えたくないアメリカは、2015年7月14日、イランと合意をした。


「このまま、アメリカに期待していても、イランが増長するだけだ。」
イスラエルはこう判断した。







イスラエルには「前科」があった。


1981年、イラン・イラク戦争中のイラクの核施設に空爆を行いこれを破壊した。

当時は、イスラム原理主義のイランを防ぐため、アメリカ、ソ連、フランスなど、日本を除くほとんどの大国がイラクについていた。

選挙に例えれば、片方の候補者に自民党から日本共産党まですべての既成政党が相乗りしたような話だった。

その状況で、イラクを空爆するという暴挙に出たのだ。イスラエルという国はそういう国である。


 2016年1月のある日の未明、イスラエル軍のF15戦闘爆撃機と空中給油機からなる10機編隊の「特攻隊」がテルアビブ郊外の基地を飛び立った。

 夜明け前に、サウジアラビアの領空を侵犯しながらイランの核施設のあるイスファハンに到達した。

 サウジアラビアも、イラン核合意には反対していた。シーア派の盟主のイランとスンニ派の盟主サウジアラビアは不倶戴天の敵。イスラエル機の領空侵犯を黙認したのだ。

 イスラエルのF15戦闘機は、核施設をピンポイントで爆撃した。

 しかし、イラン軍もパフレビー皇帝時代にアメリカから購入したF14戦闘機で迎撃した。このため、「特攻隊」も早々に退却した。イスラエルもこれ以上の手出しはしなかった。


 「イランとイスラエルの戦争となれば、日本の存立危機事態だ!」

 日本の安倍晋三総理は、存立危機事態を宣言した。大喜びで自衛隊の掃海艇をペルシャ湾に送ること、さらにイスラエルを支援するために空中給油機も派遣するとした。


 名目は、イスラエル軍による空爆に怒り狂ったイラン軍の機雷がホルムズ海峡に投下された場合に備えてということだった。


 「イスラエルの味方をすればアメリカも喜ぶ。対中国で抑止力が強まる。」

そうした安倍の単純思考の行動でもあった。


 自民党が圧倒的多数を占める国会は、事前承認の決議を強行採決で通してしまった。院外には多くの反対運動の市民が詰めかけたが、それでもである。

「日本の安全を高めるためです。」

安倍総理は、木で鼻をくくったような会見を貫き通した。


 しかし、それは、イラン側から見れば「宣戦布告」に他ならななかった。それも長年の友好国日本による「裏切り」だった。


 イラン・イラク戦争では、孤立を強いられたイランにとり、安倍晋太郎外相を先頭に、中立を最後まで貫いた日本への感情はよかったはずだった。


安倍晋太郎の息子の軽率な行動までは・・。


 イラン国内では、長年の不倶戴天の敵・イスラエルによる攻撃への怒りよりも、日本への失望と怒りが広がった。


 イスラエルに報復しようとしても、イランが支援するシーア派過激派組織・ヒズボラにテロをやらせるくらいしか方法はない。


 しかし、日本を狙うならいくらでも方法はあった。


 こうした情勢の中、イラン国内の世論に感化されたイスラム教シーア派の原理主義者が、東電福島第一原発跡地でのテロを敢行した。


 原理主義者は、下請け企業の作業員に紛れ込んでいたのだ。


 特に4号機は大爆発を起こしてしまった。


 2011年3月11日から12日よりもひどい放射能が、福島県内だけでなく、東風に乗って関東地方を襲った。

 

 東京都心でも3.11時の飯館村並みの線量を記録。「全都民脱出」は時間の問題だった。

 
 そして、朝鮮半島や中国にもチェルノブイリ原発事故時のキエフ並みの放射能が飛ぼうとしていた。


 こうした中、安倍総理は、アメリカ軍に救援要請を行った。

「アメリカの機嫌を取るためにやった対イラン戦争なのだから、アメリカは助けてくれて当然。」


そう思っていた。


 しかし、アメリカは、安倍をすでに見捨てていた。アメリカCIAも、イスラエルのモサドもシーア派過激派によるテロの兆候は掴んでいたが、これを黙殺し、安倍に伝えなかった。


 イスラエルとしては、イランの核開発が向こう数年遅れればそれでよいことだし、イランが弱体化しすぎると、イランと仲が悪いスンニ派過激派が強まり、これも痛しかゆしだったからであり、アメリカも、これ以上の中東の混乱は避けたかったからである。日本が原発事故で国力をそがれれば、当面、日本が余計なことはしないだろうという読みもあった。


アメリカ軍のとった行動は表面上は応援要請を受諾したものの、米軍が設定した放射能汚染の基準値を下回る地域に米軍を待機させただけだった。


それどころか、在日米軍基地で汚染がひどい横須賀や横田基地を事実上放棄、普天間やグアムなどに次々と飛行機や兵士を待避させていた。


そして、思わぬ国が、日本を助けるために手を挙げた。


中国と北朝鮮だった。


いずれも、国内への放射能汚染の拡大を恐れ、一部の兵士を犠牲にしてでも、「第二次福島第一原発事故」を止めようとしたのだった。


中国は、人民解放軍のウイグル人部隊を待機させ、日本への派遣に備えた。

北朝鮮も、選び抜かれた軍人たちが出動に備えた。


状況は、基本的には、もはや、チェルノブイリ同様の石棺をどうつくるか、になっていた。そのために、一時的な被曝を覚悟してでも作業をする人が必要だった。


 しかし、中国や北朝鮮の軍隊を日本領土内に引き入れるなどできるのだろうか?


そんなことをすれば、安倍は安倍の支持基盤の右派から「売国奴」と非難され、さらには暗殺さえされかねない。


国会は、60マイクロシーベルト/時間という凄まじい放射能汚染になった東京から退避した。


 大阪市内の大阪府が大阪市から購入したWTCの空いた部屋で行われていた。安倍の盟友・橋下徹と松井一郎の計らいだった。


 自民党議員と次世代の党からは、「たとえ原発を収束させるためであっても、人民解放軍を受け入れるな。」という、質問というより罵倒が相次いでいた。


 一方で、共産党や社民党、民主党の議員からは、安倍が「存立危機事態」を強行採決で宣言してホルムズ海峡に自衛隊を派遣し、イランに宣戦布告を事実上してしまったこと、それにより原発へのイスラム過激派によるテロを招いてしまったことへの責任追及の声が相次いだ。


「国会」の周りは、イランからの撤兵と安倍退陣を求める一般市民が取り囲んだ。

 さらにその向こうの道路では、一方で原発事故現場への人民解放軍受け入れに反対し、右翼の街宣車が押し掛け「旅姿三人男」の「なんで大政、なんで大政、国を売る」を替え歌にして、「なんで晋三、なんで晋三、国を売る」と叫んでいた。

「右翼も左翼も与党も野党も、どいつもこいつも、解決策なんて提案しないくせに俺のせいにしやがって・・。」

安倍の心労心痛は頂点に達した。自分自身が戦争の原因を作った上にアメリカにさえ見捨てられるヘマをやらかしたことは棚に上げて・・。


さらに、悪いことに、今度は、関東地方の南東沖でM8.5の大地震が発生した。伊豆諸島で震度6以上、東京や横浜、千葉でも震度4から5のゆっくりとした横揺れを観測。このゆっくりとした横揺れで高層ビルが大きく揺れ、建物は壊れなかったものの、オフィスやお店などの内部が大きな被害を受けた。

さらに、大津波が太平洋側を襲った。しかし、原発事故対応で、それどころではなかった。

「中国、北朝鮮に国を売るな」という与党+次世代の党の攻撃。

「安保法制なんかつくるからこんなことになった」と責め立てる野党。

ある、予算委員会の審議中、答弁に立とうとした安倍は猛烈な腹痛に続いて、すぅーと意識を失ってしまった。


数秒後、委員会室内部の安倍以外の議員は、みな、悪臭を避けようと、鼻をつまみ、ある者は卒倒することになってしまった。


安倍は倒れた。しかし、日本はどうなってしまうのだろうか?


こんな未来にしないため、「安保法制=戦争法案」は廃案に!

STOP!戦争法 7.12ヒロシマ集会・デモ 
賛同署名を以下のサイトで受け付けています!当日参加できない方も是非!市民の声を届けよう!
http://sensoiken.jimdo.com/

統一地方選挙2015関連


2015年4月2日安芸郡府中町・さとうしゅういち街頭演説 「若者が希望を持てる世界こそテロ撲滅の道」
2015年4月2日 さとうしゅういち街頭演説 府中町庶民増税より格差是正・残業代ゼロではなくカープを家で楽しめる社会を
https://www.youtube.com/watch?v=xu1DCKuRDPc
2015年4月2日さとうしゅういち街頭演説安芸郡府中町 河辺たかふみ広島市長・中原ひろみ市議・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない広島を

さとうしゅういち3月20日の街頭活動
イオンモール広島祇園前演説前半
https://www.youtube.com/watch?v=88BBNAKqq24
イオンモール広島祇園前演説後半
https://www.youtube.com/watch?v=Wffu16vS3KU
河辺たかふみ市長・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない社会を・イラク戦争12周年・災害7ヶ月「海外派兵より災害対策を」 3月20日古市橋駅前演説前半
https://www.youtube.com/watch?v=cbQfoQcLTNQ
河辺たかふみ市長・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない社会を・イラク戦争12周年・災害7ヶ月「海外派兵より災害対策を」 3月20日古市橋駅前演説後半
https://www.youtube.com/watch?v=rGqlxEnptjo
3月6日のさとうしゅういち街頭活動
広島市役所前演説
広島駅前福屋前演説

「さとうしゅういち」と一緒に「エコでフェアな世界をヒロシマから」国政に発信しませんか?
郵便振替口座 01330-0-49219 さとうしゅういちネット
ネット送金の時は 01330-049219 広島銀行 本店 3783741
さとうしゅういちネット 代表者 佐藤周一












トラックバックURL : https://hiroseto.exblog.jp/tb/23361198
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by hiroseto2004 | 2015-08-31 00:30 | 小説 日本を滅ぼした総理 | Trackback