TPP閣僚会議、一日延長で合意の恐れ【山田元農相からの報告】
2015年 10月 01日

アトランタからですが、TPP大変なことになって来ました。
皆さん、是非シエア拡散して頂けませんか。
TPP閣僚会議、安倍総理が最後だと言っていますが、今日は一日朝から、医薬品の問題、酪農製品、自動車の順で協議がなされました。
何時も主席交渉官を朝、昼、晩と追いかけている、ピーター、メリンダ、ジエアーズから話を聞いて、私も青くなっています。
難題とされた自動車の部品の域内調達、原産地規制の問題は皆が協議が終った後、皆が自信ありげだったとのこと。
私が日本は4割でなく5割を超えるところまでは譲歩しそうだと話たら、それならハワイの閣僚会議て反対したメキシコ、カナダも了解するとのこと。
ジェネリック薬品が作れ無くなるデータ保護期間も、昨日までは豪州、NZ,マレーシア、チリ、ペルー5ヶ国は5年で、日米は8年で対決してきた。
今日になって5ヶ国は6年、米国も7年まで降りて来て今夜8時から再び協議がなされているとのこと。
最後まで揉めていた乳製品の問題も、NZはカナダ、米国が少し譲れば医薬品の保護期間で譲歩する用意あるとの話。
カナダは首相の総選挙を前に何故降りるのかと聞いたら、ここで合意しても30日間は内容を明らかにしないでいいので、それまでに選挙は終る、なるほど。
会議は1日延びて2日には合意される可能性が、急浮上。
しかし、米国の反対は日増しに強くなり、今日も議員達が頑張っていたが、9月25日にはわずか8日間で158名の下院議員が反対の書名している。
そのなかにはtTPPの前提になるTPA法案に賛成した議員もかなり含まれている。
米国はTPP協定を批准することは90日ルールがあって、来年は大統領選挙、11月には下院議員の総選挙があって、絶対に不可能とのこと。
明日早朝からウエスチンホテルの前で、日本から筵旗も持って来たので、民主党の議員3人も一緒に反対の声を挙げる。
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