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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

敗北は恥ではない。恥ずかしいのは他者を抑圧する側に回ることだ【団塊ジュニア】

 「敗北は恥ではない。恥ずかしいのは敗北の腹いせに他者を抑圧する側に回ることだ。」

 我々、団塊ジュニア(ポスト団塊ジュニア)世代は敗北しました。

 日本を冷戦崩壊や新しい段階に応じた国に変えるという取り組みにおいて、日本の「長いものに巻かれろ的な風土」に敗北したのです。






 団塊ジュニア世代とは今までの企業本位、組織本位の仕組みの限界を肌で感じた最初の世代であり、抜本的な改革の必要を感じた世代のはずでした。バブルの時代にも同様のことは言われてはいましたが、本気にする人は多くありませんでした。

 しかし、いわゆる就職の時期に就職氷河期に激突。新卒で正社員になれないと悲惨、という状況を身をもって体験しました。

 2005年くらい以降は、論客や政治家として、それなりに登場しはじめました。2005年から民主党政権誕生くらいまでは貧困問題について告発する論客も多数この世代から出た。

 また、子育てと仕事の両立を妨げる古い日本の風土への異議申し立てなど見るべき問題提起もかなりありました。民主党政権もそれを踏まえたマニフェストを示していました。

 しかし、民主党が官僚に敗北したのがケチのつけ始めです。

2010年以降は、やたらバブル世代以上の公務員や年配地方議員を「既得権」としてこれを「打倒」するという団塊ジュニア政治家が大量に出てきました。

 「みんなの党」や「大阪維新」です。彼らによる公務員労組「自治労」や、地方議員の腐敗への批判はおおむね正しいと思います。

 元地方公務員として、組合役員もさせていただいた人間として、自治労と地方議員の堕落は確かにひどかったことは、当時現場にいた人間として保証します。

 しかし、次第に、自治労なり、地方議員の不祥事を批判して、議員になったけど、何をするのかわからない、という議員が大量発生してしまった。

 そもそも、自分たち団塊ジュニア世代が気づいた矛盾に基づき、社会を変えていくビジョンを示していく政治家を生み出すべきところ、攻撃ばかりの政治家を押し上げてしまったのが我々団塊ジュニア世代です。

 しかし、自治労や年配地方議員攻撃だけでは政治になりません。みんなの党は解体に、大阪維新も住民投票に敗北します。

 そうこうするうちに、2012年12月、「国家社会主義」ともいえる旧態依然の安倍晋三政権が復活。

 その際、団塊ジュニア世代を中心とする大阪維新やみんなの党が野党票を割って貢献してしまったのです。

 さらに、今は、団塊ジュニア世代の武藤貴也議員や堀江貴文さんらが、若者をこき下ろす側に回っています。

 いま、社会変革に敗北した団塊ジュニア世代の政治家は大臣などにも就いています。しかし、責任世代になっているのに、他の世代を攻撃する側に回っています。

 なぜ、我々団塊ジュニアは敗北したか?

 その反省をもとに、戦略を練り直す時期に来ています。

 わたしには仮説があり、日本人はキリスト教の欧州人のような感じでの感謝の気持ちがない人が多い。アメリカ人のお金持ちはまだ、日本人よりは税金も多く払うし寄付もします。しかし、日本にはそれはない。ゆえに、行政や大手企業のひも付きでないと何をやるのも難しいのです。新しいものを生み出すのが難しいのです。

 ゆえに団塊ジュニア世代もそうした風土に負けてしまった。そして今の若者を攻撃する側に回っています。

 しかし、繰り返します。「敗北」は恥ではないのです。「敗北」した結果、その腹いせに若者をバッシングしたり年配者でも弱い立場の人をバッシングする側に回ることこそ、恥なのではないでしょうか?

by hiroseto2004 | 2015-10-07 14:49 | 文化 | Trackback