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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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【平和/民主主義】年長リベラル派は、若者への過剰な期待や批判の前に自らを反省し何をするか考えよう

広島ブログ

今年の流行語大賞に、「SEALDs」もノミネートされました。





2015年は、安保法が強行されてしまった年です。世界中、いつでもどこでも自衛隊が展開できるようになってしまった。日本国憲法9条を持ったまま、戦争に参加する国になってしまったわけです。
こうした流れに対して、実に、久々に若者が立ち上がったので、人々には新鮮に映ったのです。
1960年、1970年ころの若者は、実に、権力に抗して「大暴れ」していた。
しかし、あるころからおとなしくなっていったイメージが流布しています。
三無主義。しらけ世代。バブル世代。団塊ジュニア、ポスト団塊ジュニアと。
かつて、ヘルメットや鉄パイプ、火炎瓶で大暴れした40~50年前の若者とは違い、今の若者は平和的にデモをしています。
ただ「若者の運動」が復活したことを喜ぶ年配者も多いのは事実です。
他方、若者の運動に対して、批判的な意見もいわゆるリベラル派の中にも多いのも事実です。
歴史認識でいえば、
「日本の東アジアなどへの加害責任への認識が弱いのではないか?」
という批判。
女子大生の演説を巡り、
「ジェンダーへの認識が弱いのではないか?」
という批判。
こうした批判があります。

また、昔の若者が「革命」を志していたのに対して、今の若者は「今までの日本の立憲主義や民主主義を取り戻す」ことを目的とする「保守」の運動であるという見方もできます。

いろいろな見方はできます。


しかし、年配世代がまずすべきことは、これまでの自分たちの「不作為」への反省でしょう。


要は、

「年配者がしっかり平和主義、民主主義を維持する努力をおこたたったために、今の状況がある」ということです。


19歳、20歳の大学生が安倍晋三を生んだわけではありません。年配者の過去の投票行動の積み重ねとして、安倍晋三があるのです。リベラル派も免罪はされません。年配リベラルの努力不足の結果の積み重ねとして、「アベ政治」があるのです。


そのことへの反省無くして、過剰に若者の運動に期待したり、逆に、過剰な期待への裏返しとして、身内からも「バッシング」とさえいえる批判をしたりするのは、いかがなものか、と思います。


若者たちに足りない部分があるにせよ、それはそれで、わたしたち団塊ジュニアも含む年長世代が、しっかりと、発信してこなかったことも大きいのです。


大体、わたしたち団塊ジュニア世代はまだ、奨学金受給者の割合は2割弱。しかし、シールズ世代の若者は5割を超えています。奨学金という名の借金漬けになっているのです。


そういう日本にしてしまったのはだれなのか?


団塊の世代の学生運動が敗北したあと、学費はうなぎのぼりになった。

それでも、右肩上がりの経済の中で、学費が上がっている問題についてどれだけの「元学生運動参加者」が痛切に感じていたかと言えば疑わしいのです。企業に入り込みさえすればなんとかなる。そんな時代に安住してしまったのではないか?


バブル世代は、ほとんどと言っていいほど、政治や社会的なことに関心を持たなかった。右肩上がりで、なんとかなる、という思考の人が多く、従来の成功体験を脱することもできなくなった。


団塊ジュニアになって就職難になり、格差も注目された。「独立系メーデー」「プレカリアートの反乱」もこの世代から始まったといえる。しかし、一方で、なんとか親の代からの遺産でなんとか逃げ切れるかどうかという認識の人も多い。あるいは、上の世代への反感の勢い余って、新自由主義に回収されてしまう人も多かった。そして「平成の青年将校」ともいえる橋下徹さんを持ち上げてしまうのもこの世代です。


こうした上の世代の「怠慢」の末に今の日本の混迷があります。


過去のツケが、様々な形で噴出しているため、「今」再建の努力を始めても、回復どころか、しばらくは落ち込んでいくほうの力が強い状態になります。


「日本という飛行機が直角に転落していくのを、80度、70度にだんだん緩める」

程度の状況にはなりつつあるのかもしれません。

しかし、落ち込んでいく状態を止めるのはまだまだ先になりかねない。

それが今の日本の状況です。

しかし、それでも、民主主義を担う人材が育ちつつあれば、日本は、何十年か後には再建できる。そうも思うのです。


若者に期待しすぎている場合でもなければ、絶望にかられている場合でもないのです。

年配リベラルもそれぞれの守備位置でやるべきことをしっかりやるべきなのです。



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by hiroseto2004 | 2015-12-28 08:38 | 新しい政治をめざして | Trackback