名前を聞くまでは共産党の質問と勘違いした(笑)!?「首切り助成金」問題追及で大活躍、民主・大西健介議員
2016年 02月 29日
【名前を聞くまでは共産党の質問と勘違いした(笑)!?「首切り助成金」問題追及で大活躍、民主・大西健介議員】
王子ホールディングスが大手人材会社のテンプと「共謀」し厚労省による再就職支援のための助成金制度「労働移動支援助成金」を悪用し、事実上の退職を強要していた問題。今日も、国会で大西議員の追及がさく裂しました。
この問題についての質疑内容がご利用者様のお部屋でお世話をさせていただきながら、ラジオで聞こえてきたので、最初はてっきり日本共産党議員の質問かと思い込んでしまいました。 しかし、議員のお名前を聞いてびっくり。民主党の議員じゃありませんか。 (聞き取りにくかったのですが)安倍総理は「違法かどうかは最終的には司法が判断すること」などと言っておられましたが、大西議員の追及の前に「(悪質な場合は)全国の労働局などを通じて指導させる」などと言い出しました。それはそうです。司法の前に、労働行政が動かなければ、労働行政の役人なんて意味がありませんからね。 とにかく、こんな仕組みは、一部大手企業を儲けさせるだけ。労働力の移動を促したいのであれば、手厚いセーフティネットを「労働者個人」に提供すればいいだけの話です。 一部大手企業ばかりを儲けさせるのではなく、労働者のための仕組みを。そのためにも、大西議員のような議員がもっと民主党にも必要ですね。今日は、傍聴席に、当事者(王子から退職を強要された人たち)が来ておられたそうです。大西議員は「(当事者が)話すのもつらいことをなぜわたしに話してくれたか?二度と同じ思いをする人が出ないようにしたいという思いからだ」などと畳み掛けておられましたが、それは、当事者との連携プレイがあってのことです。その点も日本共産党にも負けずとも劣らぬ働きでした。ひょっとしたら、民主党も共産党と全面的に選挙協力するので、(なんとなくですが)共産党のいい部分を取り入れていくという雰囲気になっているのかもしれません。それはそれで大変結構なことです。 https://www.dpj.or.jp/article/108441
衆院予算委員会で22日、大西健介議員が一般的質疑に立ち、安倍政権が「1億総活躍社会」を標榜しながら「首切りビジネス」「解雇ビジネス」への支援を拡大している問題点を追及した。
「ある日突然上司に呼び出されて、この会社に貴方の活躍する場所はない」と言われることは、「1億総活躍社会」と真逆の状態ではないかと思うと切り出した大西議員は、製紙大手の王子ホールディングス(HD)と大手人材会社のテンプが厚生労働省の「労働移動支援助成金」を利用して退職勧奨、事実上の退職強要をしたという22日付の『朝日新聞』に掲載された事例を取り上げた。王子HDのリストラマニュアルを示しつつ大西議員は、経営側は「合意退職」の形にする必要があるため、リストラ対象社員にどういう話法で面談を行えば違法にならないかのすれすれの指南をしていると指摘。
このマニュアルの中で、人間が死を受容するプロセスと呼ばれている「キューブラー・ロスモデル」を紹介している点を大西議員は「許せない」と厳しく批判。「『貴方はもう死にますよ』と言われて、それを受容するというモデルを使って退職勧奨して合意退職を取る。これは実質的に退職強要だ」と強く批判。このようなリストラマニュアルが出回っていること、人材ビジネスが退職勧奨のマニュアルを作成し、企業にコンサルティングしていることの法的問題性を塩崎厚生労働大臣にただした。塩崎大臣は「マニュアルを見ていないのでコメントしようがない」と答弁回避に終始した。
さらに大西議員は、王子HDの人事本部が経営会議に提出した資料の中に「退職勧奨を拒否した場合、解雇を実施する」「退職勧奨に未同意の者への対応として(1)厳しい降格や降給を徹底実施する(2)現務職より低位の部署や現業に配転し、それに見合う評価、処遇、賃金を新設する(3)社内取り込み業務への置き換え(保安、警備、食堂やトイレの清掃)」などの記述があることを示し、「厳しい降格や降給などは事実上退職に追い込むことだ。退職勧奨を受け入れない場合に解雇するというのは、『解雇権の乱用』ではないか」と塩崎大臣に王子HDの違法性を追及した。塩崎大臣は「退職勧奨が個人の自由な意思決定をできないような状況であった場合は違法な権利侵害になる」と法律を説明するだけにとどめた。
今回の王子HDとテンプが一体となってリストラを拡大している背景について大西議員は、竹中平蔵氏らの提案を受け政府が2014年度に「労働移動支援助成金」を前年度比で150倍に予算増額させた問題を指摘した。「産業競争力会議で竹中平蔵氏が『雇用調整助成金と労働移動支援助成金を一気に逆転させる』と発言し、その通りになっている。竹中平蔵氏はパソナ会長である。これでは人材派遣ビジネス業界への利益誘導、我田引水と言われても仕方がない。『1億総活躍社会』と言いながら実際はその真逆の『解雇ビジネス』『首切りビジネス』を応援しているのではないのか」と政府を挙げてのリストラ強行を厳しく批判した。
大西議員は王子HDからの退職勧奨を受け入れた40代の女性がメンタル不調で再就職活動ができない状態に陥っている事例を挙げ、「これのどこが1億総活躍なのか。1億総活躍社会を標榜しながら『解雇ビジネス』『首切りビジネス』を国が支援する。こういうことは絶対にあってはならない。今も王子ホールディングスだけでなく、別の会社でも同じようなことが行われている可能性が高い。それを止めさせていただきたい」と塩崎大臣に施策の転換を求めた。そして「世界で企業が一番働きやすい国を造るというのが安倍政権なら、民主党は世界で働く人が一番幸せになる国を造ることをめざす」と宣言し、質問を終えた。
https://www.facebook.com/events/703367866447204/
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この問題についての質疑内容がご利用者様のお部屋でお世話をさせていただきながら、ラジオで聞こえてきたので、最初はてっきり日本共産党議員の質問かと思い込んでしまいました。
しかし、議員のお名前を聞いてびっくり。民主党の議員じゃありませんか。
(聞き取りにくかったのですが)安倍総理は「違法かどうかは最終的には司法が判断すること」などと言っておられましたが、大西議員の追及の前に「(悪質な場合は)全国の労働局などを通じて指導させる」などと言い出しました。それはそうです。司法の前に、労働行政が動かなければ、労働行政の役人なんて意味がありませんからね。
とにかく、こんな仕組みは、一部大手企業を儲けさせるだけ。労働力の移動を促したいのであれば、手厚いセーフティネットを「労働者個人」に提供すればいいだけの話です。
一部大手企業ばかりを儲けさせるのではなく、労働者のための仕組みを。そのためにも、大西議員のような議員がもっと民主党にも必要ですね。今日は、傍聴席に、当事者(王子から退職を強要された人たち)が来ておられたそうです。大西議員は「(当事者が)話すのもつらいことをなぜわたしに話してくれたか?二度と同じ思いをする人が出ないようにしたいという思いからだ」などと畳み掛けておられましたが、それは、当事者との連携プレイがあってのことです。その点も日本共産党にも負けずとも劣らぬ働きでした。ひょっとしたら、民主党も共産党と全面的に選挙協力するので、(なんとなくですが)共産党のいい部分を取り入れていくという雰囲気になっているのかもしれません。それはそれで大変結構なことです。
https://www.dpj.or.jp/article/108441
衆院予算委員会で22日、大西健介議員が一般的質疑に立ち、安倍政権が「1億総活躍社会」を標榜しながら「首切りビジネス」「解雇ビジネス」への支援を拡大している問題点を追及した。
「ある日突然上司に呼び出されて、この会社に貴方の活躍する場所はない」と言われることは、「1億総活躍社会」と真逆の状態ではないかと思うと切り出した大西議員は、製紙大手の王子ホールディングス(HD)と大手人材会社のテンプが厚生労働省の「労働移動支援助成金」を利用して退職勧奨、事実上の退職強要をしたという22日付の『朝日新聞』に掲載された事例を取り上げた。王子HDのリストラマニュアルを示しつつ大西議員は、経営側は「合意退職」の形にする必要があるため、リストラ対象社員にどういう話法で面談を行えば違法にならないかのすれすれの指南をしていると指摘。
このマニュアルの中で、人間が死を受容するプロセスと呼ばれている「キューブラー・ロスモデル」を紹介している点を大西議員は「許せない」と厳しく批判。「『貴方はもう死にますよ』と言われて、それを受容するというモデルを使って退職勧奨して合意退職を取る。これは実質的に退職強要だ」と強く批判。このようなリストラマニュアルが出回っていること、人材ビジネスが退職勧奨のマニュアルを作成し、企業にコンサルティングしていることの法的問題性を塩崎厚生労働大臣にただした。塩崎大臣は「マニュアルを見ていないのでコメントしようがない」と答弁回避に終始した。
さらに大西議員は、王子HDの人事本部が経営会議に提出した資料の中に「退職勧奨を拒否した場合、解雇を実施する」「退職勧奨に未同意の者への対応として(1)厳しい降格や降給を徹底実施する(2)現務職より低位の部署や現業に配転し、それに見合う評価、処遇、賃金を新設する(3)社内取り込み業務への置き換え(保安、警備、食堂やトイレの清掃)」などの記述があることを示し、「厳しい降格や降給などは事実上退職に追い込むことだ。退職勧奨を受け入れない場合に解雇するというのは、『解雇権の乱用』ではないか」と塩崎大臣に王子HDの違法性を追及した。塩崎大臣は「退職勧奨が個人の自由な意思決定をできないような状況であった場合は違法な権利侵害になる」と法律を説明するだけにとどめた。
今回の王子HDとテンプが一体となってリストラを拡大している背景について大西議員は、竹中平蔵氏らの提案を受け政府が2014年度に「労働移動支援助成金」を前年度比で150倍に予算増額させた問題を指摘した。「産業競争力会議で竹中平蔵氏が『雇用調整助成金と労働移動支援助成金を一気に逆転させる』と発言し、その通りになっている。竹中平蔵氏はパソナ会長である。これでは人材派遣ビジネス業界への利益誘導、我田引水と言われても仕方がない。『1億総活躍社会』と言いながら実際はその真逆の『解雇ビジネス』『首切りビジネス』を応援しているのではないのか」と政府を挙げてのリストラ強行を厳しく批判した。
大西議員は王子HDからの退職勧奨を受け入れた40代の女性がメンタル不調で再就職活動ができない状態に陥っている事例を挙げ、「これのどこが1億総活躍なのか。1億総活躍社会を標榜しながら『解雇ビジネス』『首切りビジネス』を国が支援する。こういうことは絶対にあってはならない。今も王子ホールディングスだけでなく、別の会社でも同じようなことが行われている可能性が高い。それを止めさせていただきたい」と塩崎大臣に施策の転換を求めた。そして「世界で企業が一番働きやすい国を造るというのが安倍政権なら、民主党は世界で働く人が一番幸せになる国を造ることをめざす」と宣言し、質問を終えた。
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役人からヘルパーへ 医療・介護担当の行政マンが介護現場で働いて見えたもの [Kindle版
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□ヒロシマの心活かす政界再編
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電子書籍「広島瀬戸内新聞: エコでフェアな世界をヒロシマから」出版!
「イデオロギーの時代は終わった」のか?: 「安倍暴走」と貧困を招いた勘違い [Kindle版]
電子書籍「いま、ヒロシマからSEALDsへ伝えたいこと。」
もはや日本共産党しか残されていないのか?: 「安倍自民」暴走と「市民派」低迷の中で[Kindle版]
SNSが見られなくなる前に国民連合政府で安保法廃止を・・準地元・イオン祇園前で次期国政選挙へ向け、協力呼び掛け
https://www.youtube.com/watch?v=xK6tCMSRKzw&feature=youtu.be
9月21日「諦めたら本当に安保法案が成立したことになる」さとうしゅういち、牛田で法案無効、自民政権打倒の呼びかけ
9月11日安佐南区古市橋駅前街頭演説
7月27日南区出汐町交差点街頭演説
7月24日安佐南区梅林駅近く街頭演説
7月20日西区横川駅前街頭演説 安保法案廃案、海外派兵より被災者支援を
7月17日古市橋駅前で安保法案衆院強行突破に抗議・安倍・自民党打倒呼びかけ
7月15日安保法案強行可決に抗議 さとうしゅういち緊急演説 広島駅新幹線口
6月29日広島市安佐南区古市橋駅前「海外派兵するなら総理から前線へ」「海外派兵より被災者支援」
6月22日広島市東区広島駅新幹線口「海外派兵するなら総理から前線へ」
5月20日 広島市東区広島駅新幹線口 「爆心地出身・岸田外相はイランとの戦争後押しではなく仲立ち外交を」
5月7日 東区広島駅新幹線口街頭演説「家や球場でカープのプレイボールを見られる日本」「お年寄りに長生きを嘆かせない」
5月1日 中区県庁前メーデー街頭演説
統一地方選挙2015関連
2015年4月2日安芸郡府中町・さとうしゅういち街頭演説 「若者が希望を持てる世界こそテロ撲滅の道」
2015年4月2日 さとうしゅういち街頭演説 府中町庶民増税より格差是正・残業代ゼロではなくカープを家で楽しめる社会を
https://www.youtube.com/watch?v=xu1DCKuRDPc
2015年4月2日さとうしゅういち街頭演説安芸郡府中町 河辺たかふみ広島市長・中原ひろみ市議・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない広島を
2015年4月2日さとうしゅういち街頭演説安芸郡府中町 河辺たかふみ広島市長・中原ひろみ市議・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない広島を
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さとうしゅういちネット 代表者 佐藤周一
by hiroseto2004
| 2016-02-29 22:23
| ジェンダー・人権(労働問題)
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