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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「民進はあほ」足立康史議員、大阪府議なら炎上しなかったかも

おおさか維新の足立康史衆院議員が、民進党を「アホ」呼ばわりしたことが問題となりました。


足立議員がもし、大阪府議なら、「アホ」といってもたいしたことにならなかったのではないか?逆に大阪府議会で「バカ」といったら、これはかなり問題になりそうな気がします。






まあ、国会があるのは東京。郷に入れば郷に従えということで炎上している側面もあるでしょう。

わたしは、広島に移住して16年になる今でも基本的には「江戸弁」です。それも山の手ではなく、「寅さん」に出てきそうな下町の江戸弁です。そのわたしの感覚では、東京で「アホ」といったらかなりきつい言い方に感じますね。

ただ、もう一つの問題は、足立議員に限らず、おおさか維新の議員の言論内容が「連合・自治労・旧民主党批判」ばかりになっているようないイメージがあることです。

そりゃあ、まあ、わたしも、自分の経験から特に関西方面の連合・自治労の腐敗についてのおおさか維新による批判はおおむね正しいと思いますよ。

しかし、政治は「それだけ」ではないでしょう。連合・自治労批判「だけ」で日本や世界が良くなるわけではないのは明らかでしょう。

ただ、現実には、「連合・自治労打倒!」を重視する有権者が大阪府を中心に一定割合いて、こういうタイプの有権者はいまやおおさか維新の「固定的な支持層」として定着している感もあります。

小選挙区ではなく比例代表での復活でよしとするなら、足立議員のやり方も「議員で居続ける」という目的には実は合目的なのではないかなとも感じました。おおさか維新がそこそこ比例で取り、足立議員も小選挙区で固定ファンを固めてそこそこの惜敗率を確保すればいいのです。

もちろん、野党にとってさらに頭の痛いことは、参院であれ衆院であれ、「おおさか維新」が一定程度、野党票を食うことで安倍総理を援護することになるでしょう。

しかし、あまり足立議員にむきになっても仕方がない。

 野党4党が提出した介護職員の処遇改善法案はおおさか維新も与党と一緒になって反対に回り、つぶしました。
まさに介護職員だけでなく、介護問題で苦しんでいる高齢者や、そのご家族にも敵対する投票行動を議会で取ったのです。

おおさか維新については、こうした客観的な事実を、野党や、安倍政権の暴走に反対する市民は淡々と伝えればいいでしょう。
by hiroseto2004 | 2016-04-24 18:06 | 政治一般 | Trackback