【アメリカ銃乱射事件】改めて「ポストモダンが引き起こした戦争」の全ての犠牲者を悼む
2016年 06月 13日
アメリカ・オーランドでの銃乱射事件での犠牲者の皆様に哀悼の意を表します。
さらに全ての「ポストモダンが引き起こした戦争の犠牲者」の一人一人に哀悼の意を表したいのです。
その人がアメリカ人であろうが、フランス人であろうが、イラク人であろうが、シリア人であろうが、アフガニスタン人であろうが、トルコ人であろうが、クルド人であろうが・・。
今、不満を募らせた個人(ローンウルフ)がイスラム過激派に「勝手連」的に参加し、テロを起こす、それをイスラム過激派も追認するというパターンが定着化しています。
他方で、アメリカが武器を売り付けたサウジアラビアにより、イエメンで一般市民が犠牲になっています。
先進国(旧帝国主義国)の空爆で、イラクやシリア、アフガンでも多くの犠牲者が出ています。
いまや、「国家同士が正々堂々、やあやあ我こそはでぶつかり合う」近代までの戦争の時代ではなくなりました。
同じく、第一次大戦まで、先進国(旧帝国主義国)が一方的に途上国を殴っていたような状況でもありません。
先進国の侵略に途上国サイドが、プレモダンなイデオロギーを振りかざし、テロで応える。
それも現地だけでなく、先進国(旧帝国主義国)内部で行う。
そして先進国(旧帝国主義国)の一般市民にも犠牲が出る。
そんな戦争です。
それを激化させたのはアメリカによるアフガンとイラク攻撃でした。
ポストモダンの右派のチャンピオンたるブッシュ息子の一派に大きな責任があるのです。
ポストモダンの引き起こした戦争は空爆では終わらせることはできません。
シリアやイラク、アフガン復興と、先進国の内部矛盾の解決両方が必要です。
by hiroseto2004
| 2016-06-13 20:57
| 反核・平和
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