【東京都知事選を前に故郷・東京人に告ぐ】あなたがたは違憲状態に置かれている・・・中央政府による「多摩侵略」と「23区住民自治権剥奪」の歴史
2016年 06月 17日
本社社主・神奈川県北多摩郡千歳村の千歳小学校卒業生 さとうしゅういち
1893年 神奈川県北多摩郡、南多摩郡、西多摩郡を中央政府と東京府が侵略(移管とも言う)
1894年 日清戦争
1923年 関東大震災
1932年 東京市を35区に拡大。
1936年 近衛文麿政府と東京市が北多摩郡千歳村と砧村を侵略(合併とも言う)。世田谷区になってしまう。
1937年 日中戦争開始
1941年 第二次世界大戦参戦
1943年 東條英機政府が東京市を解体、東京府と合併し東京都に。現在の23区の住民は基礎的自治体を奪われる。
1945年 敗戦
東京都民は地方自治という意味では極めて中央政府に引きずり回され、違憲状態に置かれています。
第九十二条[1] 地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。
第九十三条[1] 地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。
地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。
第九十四条[1] 地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる
第九十五条[1] 一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。
特別区は地方自治体(地方公共団体)ではないとの判例が最高裁ではあります。基礎的な地方公共団体が存在しないのは違憲ではないか?
一極集中是正のためには「大阪都構想」ではなく、「東京都解体」と「基礎的自治体の尊重」を。
それにより、多摩地区住民、東京市民も苦しんでいる過度な一極集中も是正できるのではないか。
そう思う次第です。