一人の介護士としてなぜ、野党を応援するのか?・・「介護士が家族から『給料が安いのにGWが休みでなくて最悪』と責められない日本を」
2016年 06月 18日
本社社主・さとうしゅういちは、参院選公示前ラストサタデーの6月18日、広島市中区富士見町、西区上天満町、安佐南区山本、同区古市橋駅前にて街頭演説。
「介護現場は、普通のサラリーマンのような休みは取れない。家族からわたしも『給料が安いのにGWが休みでなくて最悪』と責められ、返す言葉がなかった。これでは離職者が止まらないのも当たり前。せめて大幅な処遇改善がないとだめだ。」
と訴えました。
そして「総理も介護離職ゼロ、介護施設をつくるという。なのに、なぜ、先の通常国会では総理の与党と補完勢力は野党提出の介護職員の処遇改善法案を葬ったのか?まじめにやる気があるのか?」と疑問を呈し、
「やはり、野党を勝たせ、総理の尻に火をつけなければ、総理は、国民をなめきったままになる。我が家の平和も保たれない。」と訴えました。
そして、財源については、「総理は財政出動が必殺技だ。どうせなら、武器や原発輸出、海外派兵ではなく、社会保障や教育に財政出動すれば良い。」
「消費税増税は限界だ。それよりも大金持ちや大手企業、財務官僚らに『違法ではないが不適切』な税金逃れを止めて公正な負担をしていただくことが大事だ。」と指摘しました。
そして
「被爆者の方を介護させていただくケースが多い。ある被爆者の方はお兄さんを亡くされたことを悔やまれていた。安保法の審議をTVでご覧になり『日本は60年以上銃を取らないできたのに恐ろしいことだ』と頭を抱えておられたことが目に焼き付いている。戦争や核の被害を長生きしたばかりに見てしまった、などとお年寄りを嘆かせたくはない。」
と、戦争(劣化ウラン弾も含む)被害や核被害をこれ以上お年寄りに見せないためにヒロシマの心を活かす政治への決意を表明しました。
さらに、自公支持者に対しては「今回の参院選は政権交代はしないから自公支持者の皆さんも安心していつもと違う行動をとれる選挙だ。」と提起。
「安倍総理の尻に火がつき、結果として、(総理自身が約束している)介護や保育の改善、教育の充実などが実現することを期待している。」と
「与野党伯仲による課題の前進」効果を指摘しました。
全国の参院選一人区での野党・市民共闘候補と、改選数2の広島県選挙区での野党議席の最大化、特に高見あつみさん(共産党新人)をバックアップする決意を表明しました。
by hiroseto2004
| 2016-06-18 13:33
| ヒロシマの心活かす市民発・政界再編
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