どさくさに紛れて伊方原発燃料棒運び込み、誰が責任を取れるのか?
2016年 06月 27日
参院選の最中に、四国電力は伊方原発に燃料棒を運び込みました。
来月にも原発を動かし、八月半ばには営業運転とのこと。
いったい、誰が責任を取れるのか?
熊本地震の震源地にもつながっている大断層・中央構造線のほぼ真上の伊方原発。
伊方原発は半島のつけねにあり、事故の場合、半島の住民は原発に向かって避難します。船で避難しますにしても、事故原因が大地震なら、津波で海に近づけない。
震度のわりに揺れの被害は少なかった東日本大震災より条件は悪い。しかも山が迫っているから熊本大震災のような山津波が原発を直撃する可能性も高い。
国は、「四国電力が原子力規制委員会の許可で勝手にやったこと」と逃げ、四国電力は「国のエネルギー基本計画に基づいてやったこと」と逃げるのが目に浮かびます。
無責任体制国家は第二次世界大戦から変わっていない。
by hiroseto2004
| 2016-06-27 19:43
| エネルギー政策
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