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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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「制服姿のJK」があふれるお役所・・・「ロリコン」と「国家主義」の野合が主流化するニッポン


最近、吐き気を催しそうなことがあります。

自治体の広報に、女子高生(JK)の制服姿を利用するものがあまりにも多すぎるのではないかということです。

JK課などというものを設け、それが高市早苗・総務大臣による表彰を受けている自治体もある始末です。

男性の本社社主でも、正直、辟易しています。

一昔前ならおそらく、男性同士でも誘拐殺人犯の宮崎勤元死刑囚と関連づけられて「貴様、ロリコンか?!」で切り捨てられた。

だが、今は、そうしたロリコン的なものがお役所の主流として堂々とまかり通っています。






もちろん、ブルセラショップとかあったし、女子高生売春もあったけど、それは当時若者だったわたしたちの世代でも「そういうのを利用することは後ろ暗いもの」と認識される対象だった。
宮台真司さんについても失礼だが「ああ、大学教授にも変わったのが居 るね」という見方が主流だったでしょう。

ところが、それが、いまは、全国の自治体が「JK」を広報に使うという「主流」を占めているのです。

個人の趣味をあれこれ批判することは良くないし、そういうことを研究する大学教授が居てもいいでしょう。

しかし、自治体の広報で女子高生の制服姿の濫用はナンセンスではないかと思います。

制服に象徴される若いことこそ、女性の価値であるという極めて差別的なものを自治体自らが与するということになる。

さらに、ファッションの点から言えば、嫌な予感がするのです。

服がダサくなると戦争になる、といったら言い過ぎでしょうか?

1990年代以 降、どちらかといえば、服装は自由という方向が定着し、東京都などは都立高校でも制服はない(標準服はあるが)など、日本もようやく他の先進国に追いついてきたかと思っていた。
社会人でも、銀行の女子行員の制服が廃止されてから久しいものがある。
ところが、最近、急速に制服の復活が進んでいます。


そういえば、大正時代~昭和初期は、モダンガールと言って、ハイカラなファッションがはやった。女性が社会進出し、市川房枝とか与謝野晶子が活躍した、
そうした雰囲気と連動した形ではなかったかと思います。(間違っていればご指摘ください)。


しかし、時代は一転して、急速に戦時色を強める。まるで江戸時代に逆戻りしたかのようなもんぺとかそういうファッションになる。

一言で言えばダサいんです。

しかし、はっきり言って、今は、ファッション的にはダサいものである「制服姿の女子高生」を、持ち上げ、それを自治体の広報にまで使用する。宮崎勤的なものと、国家主義的なものが野合し、「ロリコン国家主義」とでもいうべき危ない方向に向かっているのではないか?
最近のエライ人たちの頭の中は、どうなっているのか???そういえば、宮崎勤が生きていれば、今の自治体の幹部職員なり、大物政治家と同じくらいの年齢になっていたでしょう。

と いうよりも、既に、安倍総理は2015年1月、イスラム国に宣戦布告をしました。それもイスラエル国旗の前で。「日本国自衛隊は、全世界において、イスラム過激派と戦闘状態に入りたり」
なのです。

そして、その動員の手段として、女子高生の制服姿が濫用されていくのではないか?

女子高生の制服姿がお役所に氾濫する現代日本と、戦時中の日本は既に変わらないのではないか?そんな危機感を持っています。

皆様の自治体ではいかがでしょうか?

皆さんもご承知の通り、古典的な「セクハラオヤジ」政治家もまだまだ健在です。
だが、他方で、「ロリコンと国家主義の野合」がお役人の主流イデオロギーになっていることに危機感を覚えます。

もちろん、現状の日本において、若い女性の声がもっと町づくりに反映されるべきなのは当たり前です。
北欧では女子大生の議員もいます。

しかし、日本の実情は、結局は「上からの動員」と「宮崎勤的」なロリコン趣味が野合しているのが実情ではないか?

大変憂慮すべき事態と思いますが、いかがでしょうか?

JK広報室(愛知県豊橋市)

by hiroseto2004 | 2016-06-29 23:28 | 思想・哲学 | Trackback