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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
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小説・日本を滅ぼした男2・・・伊方原発再稼働の果てに(4)・・こんなことになってしまったワケ

小説・日本を滅ぼした男2・・・伊方原発再稼働の果てに(3)・・余震で関西も大ダメージ

時は流れて2020年。東京で開催されるはずのオリンピックは前代未聞の中止となってしまった。

総理官邸の主は、二階俊博だった。

二階俊博。自民党内ではきっての親中国派だった。

その二階がなぜ、総理になったのか?

ことのおこりは、2016年8月15日に発生した関西から四国、九州に大被害を与え、伊方原発を消滅させた「西日本大震災」(伊予灘地震、M8.2、震源断層=中央構造線)だった。

伊方原発の裏山が崩れ、まさに原発は瀬戸内海の海中へ「消失」してしまった。

原子炉内部では、暴走が始まっていたが止めようがなかった。

こんなとき、救いの手をさしのべたのは、中国だったのである。

中国は、放射能汚染が場合によっては東風で自国へ来るのを恐れ、人民解放軍により、伊方原発暴走を止める支援の申し出を行ったのである。

当時の日本は背に腹はかえられないところまで追い詰められた。

こともあろうに、日本人が最大の同盟国と信じたアメリカは、放射能を恐れてさっさと米軍を沖縄以外からは撤収してしまったのだ。

当時の総理・安倍晋三は、追い詰められていた。

「中国軍を伊方原発消失現場に投入すれば、支持基盤の極右から反発を食う。さりとて、このままでは、日本は原発事故で滅亡する。」

そんな局面で、安倍は、精神のバランスを崩し、何をどうしたら良いか完全にわからなくなっていた。そうした中、衆院予算委員会の審議中、日本共産党委員長の志位和夫の鋭い質問に答えられず、意識を失ってしまった。

次の瞬間、質問者の志位ら、委員会室内部の安倍以外の議員全員は、すさまじい便臭で鼻をつまむ羽目になったのだ。

安倍は人民解放軍の伊方原発消滅現場への受け入れを表明した上で総理を辞任。

中国とのパイプが厚い二階が自民党の緊急両院議員総会で総裁に選出され、第98代総理に選ばれたのだ。

人民解放軍の奮闘により、伊方原発周辺の瀬戸内海はコンクリートで封鎖された。多くの放射能を含んだ水が瀬戸内海を汚染したものの、それ以上の被害拡大はなんとか免れた。

しかし、西日本大震災では、震度7を記録した大分、愛媛、徳島、和歌山、大阪府南部などの地域に大きな被害が出た。関西空港も大打撃を受けた。

ただ、中国軍に多くの日本国民は恩義を感じた。

2017年就任したトランプ大統領のアメリカも、放射能汚染の影響が広がる岩国基地などを放棄し、事実上、沖縄を除く日本の本土を中国の事実上の支配に任せたのだ。

日本の自衛隊は、いつの間にか、中国軍の下請けになっていった。
安保関連法に基づき、南スーダンPKOでは、中国軍の駆けつけ警護を自衛隊が行い、イスラム過激派・日中連合軍双方に死傷者が出たのだ。

それでも、「恩義ある中国のために多少の犠牲は当たり前」という世論が盛り上がってしまった。

西日本大震災の衝撃も収まらぬうちに2019年には、房総半島南東沖で大地震が発生した。
元禄大地震(1703)の震源域のうち、大正関東大震災(1923)で動いていない部分M8.1相当と小田原市を含む断層=M7.5程度が連動して動き、マグニチュードは8.2だった。館山市、南房総市、勝浦市、小田原市で震度7を観測。三浦市、横須賀市、平塚市や木更津市で震度6強、横浜市や東京の下町、埼玉県南東部の平地、千葉市、銚子市、伊東市で震度6弱、そのほか茨城、栃木、群馬、山梨、静岡県の広い範囲で震度5弱以上を観測。
津波も千葉県や神奈川県、静岡県、伊豆諸島の沿岸で10m以上を記録。新幹線や高速道路にも大きな被害が出た。平成関東大震災と命名された。

事ここに至れり。

二階首相は、オリンピックの返上を決断した。

このことを背景に、2019年参院選では自民党が健闘したのだ。
その結果、ますます、自衛隊を中国軍と一緒に南スーダンに増派することになった。

一方、イスラム国による日中連合へのテロはとどまるところを知らなかった。

新疆ウイグル自治区でも、イスラム国を自称し、漢民族を殺戮するテロ事件が発生した。

中国軍と一緒にアフリカで戦う自衛隊の本国・日本へのイスラム国の憎悪は高まる一方だった。

2020年初めにはついに、イスラム国によるテロが国内でも発生したのだ。

一件のテロを契機に、連日のように、駅で、レストランで、道ばたで、イベント会場で、新幹線の車内で、切れる若者、切れる高齢者が「アル・アッラーなんとかかんとか」とコーランの一節らしき台詞を叫び、刃物を振り回し、人を殺傷したり、ガソリンで「自爆テロ」をやらかすという事件が相次ぎ、まさに日本は、戦場と化したのだ。

そして、イスラム国が多発する「自称テロ」にお墨付きを与えるという構図が続いたのである。

もはや、かつてのように治安がよい日本はどこにもなかった。

他方で、二階政権は、中国追従で、イスラム過激派相手に自衛隊を送り続けていたのだ。

しかし、沖縄だけは、アメリカがしっかりと押さえ、相変わらず、米軍による犯罪に沖縄県民は苦しみ続けていた。だが、本土人は、沖縄のことに関心などなかった。
事実上、日本本土を防衛しているのは人民解放軍だったからだ。

自民党議員はいつの間にか、あちこちで以下のような演説をしていた。

「西日本大震災・原発事故で大変なときに、手をさしのべてくれたのは中国であります。中国は日本に先の大戦でひどい目に遭っているのにそれを度外視して駆けつけてくれたのです。」
 かつてネトウヨといわれた人たちは、今度は中国追従に切り替わった。
「反中」的な投稿を見つけると、あっという間に炎上させるのである。

そうした中、突如、沖縄独立運動が盛り上がり、住民投票で独立を決めてしまった。

相次ぐ大震災と福島、そして伊方の原発事故の後遺症に、連日のように、日本全国で起きる「イスラム国」を自称「テロ」事件。

まるで、日本国内は戦場のようになってしまった。

多くの日本人はさりとて選挙で自民党や二階首相を打倒する運動を起こす気力もなく、社会に不満を持ってなおかつ気力がある人間は、「イスラム国」のホームページの「ジハードの公認申請」フォーム経由で申請をしたうえで、「アルアッラーなんとかかんとか」と適当に叫んで、ガソリンをまいて火をつけたりナイフを振り回したりして、憂さを晴らす事態になってしまったのだ。

もはや、日本はどうなってしまうのだろうか?

それもこれも、二階首相の前任者・安倍晋三という男が、災害列島・ニッポンで原発を相次ぎ再稼働させ、そして、安保法を強行し、海外で外国軍と一緒に戦争をできるようにしたことが大きな元凶だったのだ・・。


こんなことにならないために!

本日の大津地裁による高浜原発運転中止仮処分よかった!

そして、伊方原発運転差止広島裁判の勝利を!
仮処分申し立て審尋 広島地裁 7月13日(水)

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Tracked from 広島瀬戸内新聞ニュース(.. at 2016-07-25 18:31
タイトル : 伊方再稼働「許さない」 愛媛で700人、抗議集会
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by hiroseto2004 | 2016-07-07 22:18 | 小説 日本を滅ぼした総理 | Trackback(1)