ポイント2 参院選 市民派と共産党は「おおさか維新への刺客」になる
2016年 07月 09日
おおさか維新が優勢な選挙区で、民進党と共産党、あるいは民進党と市民派が合流すれば当選するように見える見える場合があります。
具体的には、兵庫、大阪、東京です。
兵庫は維新と公明、民進が競り合い、大阪は維新と共産が競り合い、東京は民進と維新がそれぞれ最後の議席を競り合っているという予測があります。
そのため、当選ラインに寄り近い候補に票を集めるという戦略は確かに考えられます。
ここで、考えておきたいのは、実は、市民派や共産党は、「おおさか維新」への刺客になるということです。
おおさか維新の支持者とは、「ごりごりの既得権益が嫌い、特に自治労とか電力労組が嫌い」な人で、案外護憲派や脱原発派は多いのです。
民進党に対しては、連合のイメージから嫌っている人が特に大都市近郊のインテリには多い。そういう層がおおさか維新に流れています。
しかし、そういう層は、共産党や三宅洋平さん的な市民派になら投票する可能性があると思います。実際、「共産党と維新が両方好き」という方も結構おられます。
東京では、三宅洋平さんが伸びてきたことで、おおさか維新の田中康夫さんが後退しつつあるという見立ても可能です。
日本共産党や市民派はおおさか維新への刺客になる。
だからこそ、私自身、こう呼びかけています。
「原発が嫌で憲法改悪が嫌で、自民党も嫌いだが、自治労や日教組、電力総連がむかつくという方は共産、社民、生活、怒り、市民派無所属へ!」
と。
by hiroseto2004
| 2016-07-09 18:02
| 参院選2016
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