瀬戸内海の「バブル島」を復活させる?中国人・・「中国=かつての東京、日本=かつての地方」という時代へ?
2016年 07月 29日
瀬戸内海の「バブル島」を復活させる?中国人・・「中国=かつての東京、日本=かつての地方」という時代へ?
昨夜、所ジョージの「所さん!大変ですよ」を見ました。
大昔、バブルのときに別荘が大量にたった瀬戸内海のいわゆる「バブル島」が、その後、誰もいなくなった。しかし、最近、中国人が買っているという話が出ていました。
中国で、同じような条件の物件を買おうとすると二倍くらいするそうです。
中国の中産階級だと中国内の物件のほうが手が届かないから日本の地方の物件を買い、老後を過ごしたいという傾向があるとのこと。
日本の本土へは昔の所有者が残していったモーターボートで行けばいいから、買い物も問題なし。日本から上海へは飛行機ですぐだから、親戚も来やすい。(広島-上海は95分)。
中国の人口は日本の10倍。
中国がバブル時代の東京(不動産の買い手)の位置を占め、そのおかげで、日本の地方にお金がまわる。
そのことの是非はおいておいても、そういうお金の流れになっていることは直視する必要があります。
「労働力が不足しているから、移民を受け入れる云々」の議論もあるが、たぶんそういう方向は実現性は低いでしょう。
これから日本に来る人たちは、おそらく、かつて、地方に別荘を買い求めてきた東京人と同じよう人になるわけです。その国籍が外国に変わっているだけです。
それでも、そういうことでお金が日本に流入するのも事実。それにより、ひょっとしたら、多くの日本人が悲観しているよりは日本経済は悪くならないかもしれません。
もちろん、それは別に現総理の功績でもなんでもない。時代の流れというものです。
また、そうして経済が「好転」したとしても、経済政策が悪ければうまく国民に還元されないことになるでしょう。
by hiroseto2004
| 2016-07-29 15:47
| 経済・財政・金融
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