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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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別府署が参院選・野党共闘の選対敷地内に監視カメラ・・再現した戦時中の翼賛選挙

大分県警別府署が、参院選の野党共闘の拠点となっている連合大分と平和運動センターの事務所の敷地内に監視カメラを設置していたことが明らかになりました。
別府署は謝罪したと言うことです。しかし、警察による住居侵入事件であり、そして選挙への警察による介入ではないでしょうか?

まさに、戦時中の「翼賛選挙」と同様の事態が全国で起こっていたのではないか?
強い憤りを感じます。

国会と大分県議会でも野党は徹底的に公安委員会を追及すべきです。





別府署隠しカメラ、県警が設置認める

 参院選の公示直前に、野党候補を支援する団体が使っていた別府市内の建物の敷地に、別府署員が無許可でビデオカメラを設置していた問題で、大分県警は3日、捜査の一環でカメラを設置していたことを明らかにし、設置場所が管理地だったことについて「不適切な行為だった」と認めた。捜査上、カメラの設置が必要だったかどうかは「今後、調査をして判断する」としている。

 県警刑事企画課は、カメラを設置した理由を「個別の容疑事案において特定の対象者の動向を把握するため」と説明。選挙違反事件の捜査だったかは明らかにせず、参院選に関連してこの他にカメラを設置したかも公表していない。
 同課によると、カメラを設置したのは公示日(6月22日)前の同月18日深夜。別府署の男性署員2人が取り付けた。草が生い茂った場所だったことから管理地だという認識がなかったという。事前に登記簿などで確認はしなかった。関係者によると、同月24日朝にカメラに気付いた。
 同課はビデオカメラを利用した捜査は「特別の必要性などを各警察署が厳格に判断し、県内でも実施している。管理地に設置する場合は管理者から事前の承諾を得ている」と説明。今回は「カメラを利用した捜査は別府署長、詳細な設置場所やカメラの台数の決定は同署刑事官の判断だった」としている。

適切な処置を指示
 高橋治人県公安委員長の話 カメラを設置したことは事実なので、しっかり調査し、適切な処置、報告をするように指示を出している。私見では他の署では同じような事案はないと思っているが、そこも含めて調査をさせている。

別府署隠しカメラ、関係者ら憤り広がる


 「プライバシーの侵害ではないか」「警察がこんなことをするとは驚きだ」。参院選で野党候補を支援していた団体が選挙活動に利用していた別府市内の建物の敷地に別府署員が隠しカメラを設置していた問題で3日、関係者には憤りが広がっている。

 建物を使用している連合大分東部地域協議会の矢須田士(ものぶ)事務局長は「不特定多数の人が撮影されたことは政治運動への弾圧と捉えられかねない出来事で、ゆゆしき問題だ」とする。カメラが設置されていた時期には、勤め先とのトラブルを抱え、労働相談に訪れた人も数人が出入りしたといい、「人権侵害の恐れもある」と憤る。
 建物に地区組織が入る県平和運動センターなどの支援を受ける加藤信康別府市議は「こんなことが本当にありうるのか」と絶句。「事実だとすれば、過去からやっていたのでは、と思われてもしょうがない」と懸念した。
 連合大分などによると、カメラが設置されていたのは敷地西側の草むらだった場所の奥。2台が設置され、1台は樹木の幹、もう1台は別の木の根元にあった。それぞれ結束バンドで固定され、玄関や駐車場周辺を個人の顔を識別できるレベルで映していたという。
 カメラは選挙運動期間中の6月24日に見つかり、関係者が同署に届け出た。その週末、同署が署員によってカメラが設置されたことを認めて、連合大分の関係者に経緯を説明。敷地に無断で入って設置したことは建造物侵入罪に当たる可能性があるとして謝罪したという。
 連合大分は「なぜ、この場所に設置したのかは分からない。警察は捜査中なので言えないとしている」。県平和運動センターは「何のために設置したのか、県警に説明を求めている」と話した。

by hiroseto2004 | 2016-08-03 20:33 | 参院選2016 | Trackback