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by hiroseto2004
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「戦時中」の歴史は繰り返す 左翼の一部も「貢献」 小池都政誕生

■歴史は繰り返す 左翼の一部も「貢献」 小池都政誕生

・杉山元治郎
・河上丈太郎
・阪本勝

いずれも戦後の日本社会党の大物政治家で、1942年のいわゆる翼賛選挙では、翼賛政治連盟推薦で当選し、戦後に公職追放になった方々です。

杉山元治郎は戦後は衆院副議長、河上丈太郎は日本社会党委員長、阪本勝は兵庫県知事になっています。

何が申し上げたいかと言えば、戦時中という状況では、左翼の中でも、かなりの割合が国家主義に流れていくわけです。

東京都知事選挙では宇都宮健児先生の支持者の29%が小池百合子さんに流れたということです。






戦前も今と似ていて貧富の差が激しくなっていった。そこへ三陸沖地震による災害も重なった。
2000年代の非正規雇用拡大や2011年の東日本大震災にそっくりな状況があった。
そうした中で、「既成政党に天誅!」という流れが強まった。
1936年の2.26事件で政党政治は完全に終わった。これに相当するのは2012年の衆院選ではなかったか?

そして、1937年に日中戦争勃発。1940年に大政翼賛会が発足。そのまま1941年に対米英開戦となったわけです。現代で言えば、安倍総理が2015年1月19日にイスラエル国旗の前でイスラム国に宣戦布告したことが、開戦でした。

当時は政友会が自民党穏健派、民政党が野党連合、そして、社会大衆党が宇都宮陣営、「革新」と称された軍国主義者が小池百合子さん、東條英機首相が安倍総理、という案配でしょうか。

たしかに、貧困問題を本腰を入れて取り上げた宇都宮先生の功績は大きい。他方、貧困問題の視点を十分に取り入れてはいない野党、特に民進党や大手労組などのていたらくは目を覆わんばかりである。

あるいは、「貧困問題などどうでもいい」というスタンスの脱原発活動家(特に年配者に多い)による2014年都知事選挙での「宇都宮おろし」も反貧困に熱心に取り組む若手のみなさんの間に「脱原発左翼不信」を招いたように思います。

戦時中も社会大衆党が受けていた。しかし、既成政党に天誅!の勢い余って、大政翼賛会に真っ先に参加。戦後に日本社会党を構成した左翼の少なくない部分が戦争に荷担したのです。

既成政党や大手労組、脱原発市民運動家の一部の弱点は明らかです。しかし一方で、それへの反発が、反貧困を重視する若手左派の間の「既成政党に天誅!」的な方向への暴走を招き、小池圧勝に向かったとも言えます。

戦時中とは、なるべくしてなるものである。

まさに、今が戦時中であり、参院選も東京都知事選挙も翼賛選挙だった。

そのことを歴史をひもとき、痛感するものであります。
しかし、嘆いている場合ではなく、戦争の拡大を止める。
そのことが至上命題です。


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by hiroseto2004 | 2016-08-03 20:57 | 思想・哲学 | Trackback