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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【日琉戦争】本土一部左翼は戦争を仕掛けた側と仕掛けられた側を同等に扱ったあげく、沖縄ヘイト走ってはいけない

 7月10日執行の参院選で島尻あいこ沖縄担当大臣が沖縄選挙区でKO負けすると、その直後の11日、日本政府は高江にヘリパッド建設用機材を「侵攻」させました。22日には機動隊が暴力的な排除を行い、市民に負傷者が出ました。

 また、諸々の補助金の削減・打ち切りもちらつかせました。




 





 武力侵攻と経済制裁を並行して進めており、まさに、日本政府=安倍晋三総理は沖縄に対して戦争を仕掛けています。

 尖閣諸島に中国船が来たと言う。たしかに中国政府は挑発はしてきている。だが、現時点で、現に沖縄人に暴力を振るって負傷させているのは「日本軍」(機動隊)なのです。そもそも、米軍基地が沖縄にあるからと言って、尖閣諸島に中国船が来ないわけではないのです。

 まさに、日琉戦争が7月11日にスタートしてしまっているのです。
こうした中で、安倍総理の妻・昭恵さんが高江の住民たちのテントを訪問しました。

安倍晋三首相の夫人、昭恵さんが6日午後7時ごろ、沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設予定地につながるN1裏テントを訪れた。社会活動家の三宅洋平氏ら数人と一緒に、突然の訪問だった。高江に来た理由について「映画『標的の村』を見て、実際何が起きているか自分の目で現場を確かめたいと思った」と沖縄タイムスの取材に答えた。

昭恵さんはこの日、東京から沖縄入り。以前、高江の住民と話す機会もあったといい、「住民はただ普通に暮らしたいだけ。誰もが普通に暮らす権利はあると思う。(政府は)きちんと彼らの思いをくみ取って(ヘリパッド建設を)説明するべきだったと思う」と述べた。政府が進める工事強行については「こちらから話すのは控えたい」と明言を避けた。

 訪問の真意を測りかねた市民らが昭恵さんを取り囲む場面も。一部で「個人的な理由で来たにせよ納得いかない」との声も飛んだ。約10分の滞在だった。(北部報道部・城間陽介)



これについて、三宅洋平さんを擁護し、沖縄現地の反対運動を批判する動きも、三宅洋平さんの支持者を中心に広がっています。

場合によっては「沖縄ヘイト」に見えかねない乱暴な言葉遣いも飛び交っています。

しかし、大前提として考えなければいけないのは、既に、安倍総理は、沖縄(琉球)に対して、戦争を仕掛けていると言うことです。
本来なら総理は、県知事選挙、衆院選、参院選で「新基地NO」を突きつけられたことを厳粛に受け止めるべきです。
島尻大臣が落選した時点で直ちに罷免すべきでした。
しかし、それと正反対に、経済制裁=補助金カット、武力侵攻=機動隊の高江侵攻を強行したのです。
安倍総理は侵攻した側。
沖縄・高江は侵攻された側。
安倍総理と昭恵さんは別人格とはいえ、現地の人から違和感が出るのは当たり前です。三宅洋平さんに対して抗議の声が出るのも当たり前です。
そのことは受け止めなければいけません。
そもそも、侵攻した側と侵攻された側を「話し合え」と同等に扱うというのもおかしな話です。まずは侵攻した側が謝罪・総括しなければならない。
安倍総理が謝罪するのはもちろんのこと、左翼も含めた本土人は、「日琉戦争」を阻止できなかったことを恥じなければならない。
そのこともなしに、三宅洋平さんを擁護する勢い余って「沖縄ヘイト」に走ってはならないとおもいます。
本土の一部左翼まで「沖縄ヘイト」に走れば、それこそ現地住民が「日本全体に失望」し、「琉球独立」という方向に沖縄も向かわざるを得なくなるのではないか、ともおもう次第です。



by hiroseto2004 | 2016-08-09 06:58 | 沖縄 | Trackback