伊方原発の再稼働をやめろ!慰霊碑前で座り込み、観光客から差し入れも
2016年 08月 12日
「中央構造線」地震活発化の中、伊方原発再稼働を強行・・・広島から最も近い原発
【伊方原発の再稼働をやめろ!】
8月12日9時頃、広島にもっとも近い原発・伊方原発3号機の再稼働を四国電力が強行しました。
今、熊本大震災など活動が活発化している「中央構造線断層帯」の真上にあるのが伊方原発です。
もし、大地震が発生すれば、瀬戸内海も汚染され、広島も大きな被害を受けるでしょう。
その原発再稼働に抗議する座り込みが正午過ぎ、原爆慰霊碑前で行われ、本社社主も参加しました。

座り込みの途中で年配の観光客男性がお茶を差し入れてくださいました。ありがとうございました!


(取材を受けている金子哲夫・県原水禁代表(元衆院議員))

(写真、つくだ守生さん)。
伊方原発は佐田の佐田岬半島の付け根にあり、原発震災になった場合、原発の前を通って避難しなければいけない人が多数おられます。
船で大分県へ避難しろといっても、震災であれば大津波が海岸に押し寄せる可能性が高いので難しい。
さらに、原発には裏山が迫っており、事故の際、福島と違い、汚染水をためておく場所はありません。
さらに裏山そのものが熊本大震災の阿蘇山のように崩れる危険があります。
多くの危険性を抱えたまま、無理矢理今日、再稼働されます。
広島でも同原発の運転差し止めを求める裁判が提起されています。
http://saiban.hiroshima-net.org/
仮処分の申請も申し立てられています。裁判所におかれては早めの判断をお願いします。
抗 議 声 明
伊方原発3号炉の原子炉起動に抗議する
http://kiseikanshi.main.jp/2016/08/12/ikata-2/
本日8月12日、四国電力は多くの人々の反対の声を押し切って伊方原発3号炉の原子炉起動を強行した。私たちはこれに強く抗議する。
伊方原発は、中央構造線のすぐ脇にあり、その延長線上には熊本地震を引き起こした活断層がある。また、南方には南海トラフがあり、地震活動期に入った中、いつ大きな地震が起きてもおかしくない状況にある。
伊方原発3号炉の地震動評価には、すぐ近くを通る断層で、前原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏が過小評価があり使うべきではないと指摘している「入倉・三宅式」が使われている。原子力規制委員会は、原子炉起動・再稼働を止めた上で、「入倉・三宅式」に替えて、「武村式」で地震動の再評価をすべきである。
伊方原発3号炉では、プルトニウムを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマル運転が実施されるが、製造元のアレバ社は燃料の品質保証に関するデータを公表していない。公表もできないまま運転を強行するなど危険きわまりない。
伊方原発は佐田岬半島の付け根にあり、半島に住む約5,000名の住民は、逃げるに逃げられない状況に陥る。風が吹けば、津波が襲えば、船を出すことはできず、港に通じる道が寸断されれば、港にたどり着くことすら困難になる。避難計画など絵に描いた餅にすぎない。
国は、原子力防災の基本を屋内退避としている。しかし、熊本地震では、その屋内退避の危険性が明らかになった。屋内に避難したとたんに2度目の大きな揺れに襲われ、命を奪われるケースもあった。各地の住民、自治体から屋内退避では住民の安全は守れないとの声が上がっている。
福島原発事故の教訓も、熊本地震の教訓も省みず、このような状況で、再稼働を認めるわけにはいかない。私たちは、伊方原発3号炉の再稼働を止め、これを廃炉にするよう要求する。
2016年8月12日
グリーン・アクション/京都市左京区田中関田町22-75-103
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階
国際環境NGO FoE Japan/東京都板橋区小茂根1-21-9
原子力規制を監視する市民の会/東京都新宿区下宮比町3-12-302
【伊方原発の再稼働をやめろ!】
8月12日9時頃、広島にもっとも近い原発・伊方原発3号機の再稼働を四国電力が強行しました。
今、熊本大震災など活動が活発化している「中央構造線断層帯」の真上にあるのが伊方原発です。
もし、大地震が発生すれば、瀬戸内海も汚染され、広島も大きな被害を受けるでしょう。
その原発再稼働に抗議する座り込みが正午過ぎ、原爆慰霊碑前で行われ、本社社主も参加しました。

座り込みの途中で年配の観光客男性がお茶を差し入れてくださいました。ありがとうございました!


同じころ、中区本通の電停近くでも「さよなら原発ヒロシマの会」が中心となって抗議の街頭宣伝を実施しました。

伊方原発は佐田の佐田岬半島の付け根にあり、原発震災になった場合、原発の前を通って避難しなければいけない人が多数おられます。
船で大分県へ避難しろといっても、震災であれば大津波が海岸に押し寄せる可能性が高いので難しい。
さらに、原発には裏山が迫っており、事故の際、福島と違い、汚染水をためておく場所はありません。
さらに裏山そのものが熊本大震災の阿蘇山のように崩れる危険があります。
多くの危険性を抱えたまま、無理矢理今日、再稼働されます。
広島でも同原発の運転差し止めを求める裁判が提起されています。
http://saiban.hiroshima-net.org/
仮処分の申請も申し立てられています。裁判所におかれては早めの判断をお願いします。
関東・関西の団体からも以下のような抗議声明が出ています。
伊方原発3号炉の原子炉起動に抗議する
http://kiseikanshi.main.jp/2016/08/12/ikata-2/
本日8月12日、四国電力は多くの人々の反対の声を押し切って伊方原発3号炉の原子炉起動を強行した。私たちはこれに強く抗議する。
伊方原発は、中央構造線のすぐ脇にあり、その延長線上には熊本地震を引き起こした活断層がある。また、南方には南海トラフがあり、地震活動期に入った中、いつ大きな地震が起きてもおかしくない状況にある。
伊方原発3号炉の地震動評価には、すぐ近くを通る断層で、前原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏が過小評価があり使うべきではないと指摘している「入倉・三宅式」が使われている。原子力規制委員会は、原子炉起動・再稼働を止めた上で、「入倉・三宅式」に替えて、「武村式」で地震動の再評価をすべきである。
伊方原発3号炉では、プルトニウムを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマル運転が実施されるが、製造元のアレバ社は燃料の品質保証に関するデータを公表していない。公表もできないまま運転を強行するなど危険きわまりない。
伊方原発は佐田岬半島の付け根にあり、半島に住む約5,000名の住民は、逃げるに逃げられない状況に陥る。風が吹けば、津波が襲えば、船を出すことはできず、港に通じる道が寸断されれば、港にたどり着くことすら困難になる。避難計画など絵に描いた餅にすぎない。
国は、原子力防災の基本を屋内退避としている。しかし、熊本地震では、その屋内退避の危険性が明らかになった。屋内に避難したとたんに2度目の大きな揺れに襲われ、命を奪われるケースもあった。各地の住民、自治体から屋内退避では住民の安全は守れないとの声が上がっている。
福島原発事故の教訓も、熊本地震の教訓も省みず、このような状況で、再稼働を認めるわけにはいかない。私たちは、伊方原発3号炉の再稼働を止め、これを廃炉にするよう要求する。
2016年8月12日
グリーン・アクション/京都市左京区田中関田町22-75-103
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階
国際環境NGO FoE Japan/東京都板橋区小茂根1-21-9
原子力規制を監視する市民の会/東京都新宿区下宮比町3-12-302
by hiroseto2004
| 2016-08-12 14:27
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