山陽道事故、会社の組織的責任追及を
2016年 08月 15日
ようやく、管理者の責任追及が始まりました。
過密勤務をさせるような組織そのものを問わなければなりません。
そして、過密勤務を放置するような行政もまた、事故を多発させる原因です。
労基署の体制強化なども急務です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160813-00000010-mai-soci
<広島トンネル事故>運行管理者に逮捕状 過密勤務の疑い
毎日新聞 8月13日(土)7時30分配信
【トンネル事故】炎上で煙充満…車捨て避難数十人
この事故では、トラック運転手の皆見成導(なりみち)被告(33)が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)のほか、過労で正常な運転ができない状態だったとして道交法(過労運転の禁止)違反の罪でも起訴された。皆見被告は公判で起訴内容を認め「インフルエンザでも休ませてもらえない同僚がいて、自分だけ休みがほしいと会社に言いづらかった」と明かしていた。
捜査関係者によると、運行管理者は今年1月以降、皆見被告に過密な勤務を課し、事故を起こさせた疑いが持たれている。県警が運転日報を分析するなどした結果、皆見被告の休みは今年1月5日から事故を起こした3月17日までに3日しかなく、事故前1カ月の拘束時間は国が定める上限の320時間を約100時間上回っていたことが判明していた。
この事故で皆見被告は居眠りをし、時速約80キロで渋滞停車中の車に衝突。トンネル内で火災が発生し、黒煙がたちこめる中、多くの人が車を置いて避難し、約70人が救急搬送された。【東久保逸夫、石川将来】
by hiroseto2004
| 2016-08-15 06:42
| 事故・災害・事件
|
Trackback