法令遵守できない経営者はレフェリーストップされた方が国民全体も労働者も当人も幸せーー悪質バスの罰金引き上げ
2016年 09月 07日
大学生多数が犠牲になった長野でのスキーバス事故を契機に、悪質バス事業者への罰金が百倍の1億円になったそうです。
ちょっと待ってください!
と言うことは、今までは、百万円で済んでいたと言うことです。
余りに甘い!
法令遵守できない経営者はボクシングで言えば、レフェリーストップでTKO負けになった方が良いのではないでしょうか?
運転手は法令遵守できる有能な経営者に雇われればいいのです。
TKO負けした経営者については、適正がある別の業界で起業するなり、経営者としては無能でも運転手としては有能なら運転手として雇われ再出発する道が整備されればよいのです。
その方が乗客(国民)にとっても運転手(労働者)にとっても経営者当人にとっても幸せではないでしょうか?
「何としても試合続行」(その経営者で雇用を維持する)に固執するからボクシングにおけるリング禍、すなわち、長野や(バスではないが)山陽道のトラック事故のような惨劇がこの先進国であるはずの日本で続発するのです。
これは介護などの業界でも同じことでしょう。
バブル崩壊後前後くらいから日本のポストモダンな言論人は労働生産性の側面ばかりから日本企業を批判してきました。
しかし、今こそ、事故防止も含めた広い意味での「経営者生産性」も論ずるべきでしょう。
そのためには法令遵守できない経営者は「TKO負け」になるようなしくみは必要条件です。
by hiroseto2004
| 2016-09-07 14:30
| 経済・財政・金融
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