もんじゅ構内でぼや、床一部焼く 管理棟のごみ箱から出火
2016年 09月 07日
ふと、1995年12月8日のナトリウム漏れ事故を思い出しました。
1997年3月11日、動燃の東海事業所で火災が一度発生。鎮火を確認したはずが再度爆発した事故を思い出してしまった。松平定知アナウンサーの緊張した声を昨日のことのように思い出します。
あるいは、1999年9月30日、バケツでウラン濃縮をしていて臨界事故を起こしたJCOのことも思い出してしまいました。
とにかく、1997年の事故みたいに、また爆発なんてやめてくれださいよ!
本当のところはどうなのか?本当にきちんと施錠していたのか?そんなことも気になりますね。
日本原子力研究開発機構によると、同棟は原子炉から南西に約200メートル。構外で採取した土や海水などに含まれる放射性物質の濃度を測定している。奥行き約30センチ、横約50センチ、高さ約50センチの段ボールの空き箱をごみ箱として使っており、手を拭いたり、測定でこぼれた土、海水を拭き取ったりした紙を捨てていた。
部屋は施錠されており、同日午前8時半ごろ、作業員が立ち入った際に異常はなかったという。建物は全館禁煙。手を拭いたごみが中心のため、段ボール箱をごみ箱として使うことは禁止されていなかったという。
火災報知機を聞きつけた協力会社の作業員2人が約5分後に消火器で消し止めた。環境への影響はなく、けが人もいない。
原子力規制委員会は1日から、もんじゅで3カ月ごとに実施する保安検査を行っている。14日までの予定。今回の検査では、放射性固体廃棄物の管理状況などを確認する。
もんじゅを巡っては昨年11月、規制委が運営主体の変更を文部科学相に勧告。文科省の有識者検討会で存続を前提に在り方を議論していたが、具体的な運営主体を示すには至らず、規制委への回答が遅れている。政府内では廃炉論も浮上している。
by hiroseto2004
| 2016-09-07 17:21
| 事故・災害・事件
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