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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

アベノミクスによる「1980年代=金丸/竹下への回帰志向で良いのか?」が問われる  

 なぜ、安倍総理が一定程度の支持を得ているか?

それは、いまから30年ほど前、1986年頃、経済がまだ右肩上がりだった時代を総理が取り戻してくれる
というイメージが広まっていることがあります。

他方で、1990年代以降に改革を標榜した政治家や政治勢力が期待外れに終わっていることも老舗政党である自民党の
追い風になっています。

今再び、甘利明前大臣がたとえ、露骨なあっせん利得行為を行ってもマスコミなどはとがめないと言うことがまかり通っています。
それは、世論動向が「クリーンさよりも経済をなんとかしてくれる」ことを要求しているからではないかとも思われるのです。

「1980年代、この時代はわけもなく元気だった」という通信会社のCMが人気なこととも連動しているのではないでしょうか?

だが、本当に「この時代」=金丸・竹下時代=に戻すだけで良いのか?あるいは「あのころに戻せるのか?」
そのことが問われます。

確かに正規雇用率は高かったが、他方で、あのころから「過労死」は問題になっていました。

あの時代以前は、セクハラも事実上泣き寝入りしかなかったし、雇用機会均等法が施行される前は賃金の男女差別も「公序良俗」として容認された驚くべき時代でした。

そもそも、重厚長大の大手企業を保護すれば、全てよし、などという当時のモデルが今の産業構造で通用するのでしょうか?
疑問は尽きません。

確かに1990年代から2000年代くらいの新自由主義構造改革は格差と貧困を広げた。

それは事実です。

しかし、だからといって、1980年代に戻せば良いというものではない。

時代の変化を織り込んだ、新たな再分配政策。

これが求められる所以ではないでしょうか?特にそれは自民党に対抗する野党・市民連合に求められる所以です。

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by hiroseto2004 | 2016-09-09 21:08 | 経済・財政・金融 | Trackback