ポストモダンに復活した結核 今度は愛媛県の病院で流行!
2016年 09月 15日
結核ー古くて新しい病気 大塚製薬
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/kekkaku/結核について 結核予防会
またまた今度は愛媛県の病院で集団結核が発生しました。
結核は先進国のモダン初期から前期に貧困を背景に広がりました。イギリスで言えば産業革命期にあたります。
日本で言えば明治時代から昭和前期(20年代くらいまで)に広がったのです。
しかし、公衆衛生と貧困の解消の双方の努力の積み重ねで淘汰され過去の病気と思われていた結核。
ところが、その結核が、油断しまくっているポストモダンの日本人を襲っています。
結核の復活を原因を高齢化にだけ求める傾向が世の中には強くあります。
若いときに感染して保菌者となった高齢者が、年を取って体力が弱り、発病した、という説です。
しかし、それだけでしょうか?
事業所(会社や警察署なども)でも結核が発生し、広がる事例が相次いでいます。高齢者だけの問題ではなく、
現役世代の問題ですよね?
そして、高齢者の栄養状態、その背景にある貧困も問題ではないでしょうか?
国は結核を軽視せず背景も含め解明し対策を!
貧困問題を自己責任だなどとタカをくくっていてはエラいことになりますよ!
by hiroseto2004
| 2016-09-15 19:55
| 感染症復活しまくり問題
|
Trackback