「もんじゅ」廃炉、しかし「核燃サイクル」は「堅持」の安倍政府
2016年 09月 22日
政府は21日夕、高速増殖炉もんじゅを廃炉することを決定しました。
1995年12月8日にナトリウム漏れ事故が発生。関連して当時の動燃幹部社員の西村成生さんが自殺に見せかけて
殺されたとの疑惑もある「もんじゅ」。
とうとう廃炉が決まりました。
それにしても、西村さんの命を奪ってまで護持しようとしたもんじゅがこういう結末を迎えるとは。
ある種の「敗戦」ではないかと思います。
しかし、核燃サイクルは堅持とは結局の所、第二次世界大戦で言えば「敗北」を「転進」と言い換えているような部分もあると思いますよ。
原子力はずるずるとなし崩し的に破綻していく。そういう状況にあるのは間違いないでしょう。
そうするうちにもずるずると予算も含む被害だけは拡大していく。うり二つの状況にあるのでしょう。
伊方原発のプルサーマルも核燃サイクルの一環。しかし危険きわまりないです。
核燃サイクルそのものを撤退に追い込むまで本社も皆さんと一緒にがんばります。
by hiroseto2004
| 2016-09-22 10:12
| エネルギー政策
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