「フィリピン版本多延嘉(中核派最高指導者)の愛弟子」ドゥテルテ大統領は、「労働者階級の敵としての麻薬密売人」をぶち殺しまくっているつもりかもしれない
2016年 09月 22日
「フィリピン版本多延嘉(中核派最高指導者)の愛弟子」ドゥテルテ大統領は、「労働者階級の敵としての麻薬密売人」をぶち殺しまくっているつもりかもしれない
国内では、麻薬密売人をぶち殺しまくり、国連やアメリカを向こうに回して大立ち回りのフィリピンのドゥテルテ大統領。
彼はフィリピン共産党員を閣僚にしています。
そもそもフィリピン共産党は、日本共産党よりもはるかに過激な左翼です。(というか内戦の主体「新人民軍」でした。)
フィリピン共産党は、日本で言えば暴力革命を目標とする中核派のようなものです。
大統領自身も大学時代、フィリピン共産党をつくったジョマ・シソンに学んでいます。日本で言えば中核派の本多書記長(故人、革マル派の襲撃で殺される)が教授をやっていて、その本多書記長の愛弟子が、総理をやっているようなものです。そして、長谷川英憲さん(元都議)あたりを大臣にしているようなものです。
ドゥテルテは麻薬犯罪者を街頭でぶち殺しまくっています。それで国連からは非難されています。
要は、労働者を収奪する麻薬密売人をぶち殺すことこそが労働者階級のためである、というのがドゥテルテの思いではないでしょうか?
それを邪魔するアメリカ帝国主義もその傀儡である国連も黙ってろ!
というのがドゥテルテの思いでしょう。
階級敵としての麻薬密売人をぶち殺せ!
階級敵に甘い西側(帝国主義国、米英仏日)のブルジョワの人権派などくそ食らえ!
だったら「筋」は通ります。
西側(帝国主義国)のブルジョワの人権派なんぞくそ食らえ!
という路線で庶民にバカ受けする政治家・政治勢力が当面、西側及び西側に従属してきた国でも躍進をするのではないか。そのように思います。
しかし、西側大国(帝国主義国、米英仏日など)のダブスタこそが西側への不信感を助長したのではないでしょうか?