「石油ばかり」ではないイラン経済
2016年 09月 27日
イランの産業というと何が思い浮かぶでしょうか?
やはり石油、というのがイメージとしては強烈ですよね?
しかし、最近のイランは、石油ばかりではありません。
自動車産業はイランは販売台数は15位、生産台数は20位。イギリスの7割、フランスの6割程度の規模です。
凄いじゃありませんか?!
イランは、1980年のイラン・イラク戦争以降、国際的に孤立してきました。
アメリカとは断交。ソ連や英仏もイラク側につきました。
2000年代には核疑惑で経済制裁を受けました。
しかし、それが幸いした面もありました。
石油輸出代金にサウジアラビアなど他の産油国ほどには頼れないために、自前の産業を育てざるを得なくなったという面もあります。
そのほか、伝統工芸は中国やインドと肩を並べています。
イランは、最近ではEU離脱を決めたイギリスと関係を改善。ギリシャやイタリア、フランスとも関係強化に乗り出しています。
意外なところでは中南米にも手を伸ばしています。
日本も見習うべき部分は多々あるのではないでしょうか?
バラマキは問題ですが、多角的に経済関係を構築し、少数の大国なり少数の多国籍企業に依存しないようにするのは大事だと思います。
そういう意味で、安倍総理が、小泉時代に比べれば、幅広い国とつきあっているように見えるのは決して悪い傾向ではないと思います。
by hiroseto2004
| 2016-09-27 17:42
| 国際情勢
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