医療批判の勢い余っての新自由主義を教訓に
2016年 09月 29日
二十年くらい前、随分と医者や医療への批判が盛んになったことがありました。
確かに日本の医療が薬を過剰に使用しているのではないか?などの疑念はあった。
しかし、それとて日本人・日本社会がそう望んだ面もある。タミフルが日本がダントツに消費しているなどその最たる例です。
会社を休めないからタミフルで早く直せ。
そういう社会、労働の在りかたが問題です。
そういう部分まで問うことなく、医療批判が新自由主義的な「医療費亡国論」へと高じていき、しまいには「長谷川豊さん」のような「人工透析患者は死ね」発言が出てくる背景になったのではないか?
改めてそのことへの反省が求められます。
by hiroseto2004
| 2016-09-29 06:28
| 介護・福祉・医療
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