フィリピン大統領、「中国とロシアが立場を支持」

フィリピンのドゥテルテ大統領。またまたアメリカにぶち切れ、以下のような発言をしました。

トルコのエルドアン大統領と言い、ドゥテルテ大統領と言い、「ポストモダンの西側」に反発し、反米化、親露化する国や指導者が増えていますね。

人権、人権と他国を説教しながら国内では黒人差別、対外的にはサウジアラビアのようなテロ国家を支援してきたアメリカのダブスタへの反発は相当世界に広がっています。

他方、そうした中で、多様性の尊重を中心とした人権が失われる危険が高まっています。

フィリピン大統領、「中国とロシアが立場を支持」

http://parstoday.com/ja/news/world-i17773

フィリピンのドゥテルテ大統領が、中国とロシアは、アメリカに反対する自身の立場を支持していると語りました。

イスナー通信によりますと、ドゥテルテ大統領は、「先月ラオスで行われた、ASEAN東南アジア諸国連合とパートナー国の首脳会談の傍らで、アメリカに関する苦情を語ったとき、ロシアのメドベージェフ首相も、同じように考えているとした」と語りました。

専門家の多くは、このような発言は、アメリカとフィリピンのもろい関係をこれまで以上に揺るがす可能性があるとしています。

ドゥテルテ大統領はまた、「メドベージェフ首相との会談の際、アメリカはフィリピンに厳しい条件を突きつけていると語ったが、メドベージェフ首相は、ロシアはあなたの立場を支持すると語った」と述べました。

ドゥテルテ大統領のアメリカに対する怒りは、アメリカのオバマ大統領が、ドゥテルテ大統領の麻薬対策を批判したことを受けて高まりました。

さらに、中国政府もロシアとともにフィリピンの立場を支持しているとしました。