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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004
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「新自由主義の破綻」と「1960年体制への回帰」や「1980年代への郷愁」

1960年の安保闘争・岸信介退陣・三池闘争敗北は、日本に以下のような体制をもたらしました。

池田勇人内閣(1960-1964)以降、アメリカに従属しつつ、海外派兵はしなかった。経済を優先した。
※以降、経済の飴で反安保闘争を押さえ込むとともに、韓国のように海外派兵しまくることはなかった。
オリンピック、新幹線、万博。

国→大手企業→企業内労組→男性正社員世帯主 というトリクルダウンを前提とした体制=企業内福祉。
労働者の会社への忠誠心を引き出す仕組み。
他方、国家による個人への福祉は田中角栄によるいわゆる福祉元年まで貧弱。

1980年代以降、特に1990年代以降、経団連やアメリカの圧力で新自由主義加速。
企業によるセーフティネットが崩壊。貧困が拡大。

第二次・第三次安倍政権→1990年代から2000年代前半のデフレ・貧困を拡大させつつ多様性の尊重などを打ち出していた「ポストモダニズム」への反感≑1980年代への郷愁を利用。

公共事業のバラマキ。軍需・原発産業の拡大→労働者・地方へのトリクルダウンのイメージを醸し出す。

左派・リベラルの中にも、1980年代や1960年体制への郷愁は根強いが、それでいいのでしょうか?
貧困を拡大させたのは、新自由主義とともに、1960年体制そのものの問題もあったのではないか?
また、1960年体制そのものが、国内的には沖縄に犠牲を強いていたのではないか?

安倍総理の国家社会主義に対する対抗軸を!







Tracked from 広島瀬戸内新聞ニュース(.. at 2016-10-10 16:19
タイトル : 日露比に共通する「1985年以前をトリモロス」
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by hiroseto2004 | 2016-10-05 22:33 | 反緊縮・格差是正 | Trackback(1)