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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

電通の女性社員を労災認定=入社9カ月、過労で自殺

今の若い世代は、本社社主(団塊ジュニア)の時のような就職難ではありませんが、今度は相対的に過労死が目立つように思えます。過労死というと、昔は、ホワイトカラー男性が中心でした。それが、若手、女性へと広がっています。

1980年代的な状況が一部に再現されている感があります。

こういうことを起こす会社は、どんなに大手企業であろうが、組織として重く罰する仕組みが必要ではないかと思います。

しかし、そもそも、労使協定で70時間残業が上限というのもひどい話です。電通の労働組合(広告労連)はなにをやっていたのか?という問題もあるでしょう。


http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161007/Jiji_20161007X884.html?_ga=1.18180665.1202369926.1461237180

電通の女性社員を労災認定=入社9カ月、過労で自殺

 大手広告代理店電通の新入社員だった高橋まつりさん=当時(24)=が昨年12月に自殺し、三田労働基準監督署が労災認定していたことが7日、分かった。認定は9月30日付。

 遺族や代理人弁護士によると、高橋さんは昨年4月に電通に入社。同6月からダイレクトマーケティング・ビジネス局デジタル・アカウント部(当時)に配属され、インターネット広告を担当していた。

 自動車火災保険やFX証券を担当し、本採用となった同10月以降、労使協定で定めた上限の70時間を大幅に超える残業が続いていた。上司からは「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「目が充血したまま出勤するな」などと叱責されていたという。

 高橋さんは同10月以降、自身のツイッターに「本気で死んでしまいたい」「朝起きたくない」などと頻繁に書き込むようになり、同12月25日に住んでいた寮から飛び降りて自殺した。

 今年4月に遺族が労災を申請し、認められた。労基署の説明では、高橋さんは昨年11月上旬にはうつ病を発症しており、発症前1カ月の残業時間は入退館記録などから約105時間と認定されたという。 


by hiroseto2004 | 2016-10-07 21:20 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback