サウジのイエメン攻撃死者、8000人以上に
2016年 10月 18日
サウジのイエメン攻撃による死者は8000人以上。それに使われた武器、たとえばF15イーグル戦闘機などはアメリカが販売したのです。
2015年3月に始まったサウジアラビアのイエメン攻撃により、これまでに8000人以上が死亡しました。
アルマシーラテレビによりますと、イエメン保健副大臣は、17日月曜、首都サヌアで、「この1年7ヶ月のサウジアラビアによるイエメン攻撃で、8000人以上が死亡、1万9500人が負傷した」と語りました。
同副大臣は、サウジアラビアの戦闘機は民間人を標的にしているとし、「サウジアラビアは意図的に、社会的な集まりや結婚式、葬儀などを狙って爆撃を行っている」と強調しました。
さらに、今月8日のサヌアの葬儀会場に対する攻撃の死者は136人だったとし、「少なくとも615人が負傷したが、重傷者も数多くいるため、死者の数はさらに増えると予想される」と述べました。
イエメン保健省の報告によりますと、この1年7ヶ月のサウジアラビアによる攻撃で、医療施設216軒が全壊、199軒が被害を受け、閉鎖されたとしました。
国連のシェイクアフメド・イエメン特使も、イエメンの停戦は200日木曜から開始されると発表しました。
この停戦期間は72時間で、延長の可能性もあります。
サウジアラビアは、過去に宣言された停戦を破っています。
by hiroseto2004
| 2016-10-18 20:42
| 国際情勢
|
Trackback