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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

ユダヤ人権団体なども秋元康さんらに謝罪要求・・欅坂46のナチス風コスプレ

欅坂46がハロウィーンコンサートでナチス風の軍服を着ていた問題。ユダヤ人権団体からも抗議を受けています。
第一に、今回に事態を招いた責任は少女たちではなく、秋元康さんらにあるのは明白です。
第二に、ドイツではこのようなことをすれば、犯罪になります。
第三に、ナチスを肯定することは、現行の国際秩序に正面から挑戦することになります。現行の国際秩序は、ナチスを否定するところが出発点です。日本も、ナチスの同盟国だったからこそ、敵国と見なされたのです。
秋元さんらがそうしたことをきちんと踏まえないでこのようなことになったのは遺憾です。
また、付け加えると日本では、いわゆるユダヤ陰謀論が、思想の左右を問わず、余りにもまかり通りすぎです。
戦時中の反ユダヤ主義者で翼賛選挙トップ当選の四王天延孝中将の著書を真に受けている人が多すぎるのです。
確かに、イスラエルによるガザ虐殺は大問題です。
しかし、イスラエルの蛮行を批判するユダヤ人はたくさんいます。また、アメリカにはバーニー・サンダースやジル・スタインなどの政治家もいますが
彼らもユダヤ人ですよ。
反ユダヤの勢い余って、ナチスに甘くなるのも大問題ですね。

※追記 所属レコード会社が謝罪しています。ただし、秋元さんは他人事のようなコメントですね。







アイドルグループ「欅坂46」の衣装がナチス・ドイツの軍服に似ているとしてインターネット上で物議を醸している件は、ユダヤ系人権団体がプロデューサーとレコード会社に謝罪を求める事態に発展した。

ナチスを想起させる衣装や演出は、たとえ本人たちにその意図がなくとも、批判に晒されることが少なくない。日本のミュージシャンもこれまでに、いくつかの騒動を起こしてきている。

人権団体「大量虐殺の犠牲者に多大な苦痛を引き起こす」

欅坂46は2016年10月22日、横浜でハロウィンライブを開催。メンバーは、鳥の飾りの付いた黒い帽子、ミニタリー調の黒いワンピースとマント姿で登場した。するとネット上では、ナチス親衛隊の制服に酷似しているとの指摘が相次ぎ、類似点を比較する画像なども投稿され、波紋を広げた。

25日には英大衆紙デーリー・ミラー電子版が、26日には英紙デーリー・メール電子版がこれを取り上げ、日本のネット上で批判が相次いでいると写真付きで報じた(いずれも現地時間)。31日(現地時間)には米国のユダヤ人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が公式サイト上で声明を発表。

「10代の若者がナチス風の衣装を着てステージや観客席で踊っているのを見ることは、ナチス大量虐殺の犠牲者に多大な苦痛を引き起こす」

とし、同グループのプロデューサー・秋元康氏とレコード会社であるソニー・ミュージックに謝罪を求めた。

J-CASTニュースは11月1日、SWCの声明についてソニー・ミュージックに取材を申し込んだが「担当者が終日外出している」とのことで話を聞くことはできなかった。欅坂側も1日17時半時点、公式コメントは発表していない。

過去にはジュリーも

日本の音楽グループの衣装や演出が「ナチスを想起させる」として問題視されたのは今回が初めてではない。欅坂とそっくりな事例は2011年にも起きている。ロックバンド「氣志團」が11年2月放送のテレビ番組で着用していた衣装がナチス親衛隊の制服に似ているとして、SWCに抗議されたのだ。

氣志團といえば学ラン風の衣装でおなじみだが、この時は軍服を思わせる黒い衣装で、綾小路翔さんの腕には赤い腕章が巻かれていた。抗議を受け、所属事務所は「決して思想的な背景を有するものではない」としながらも「深く謝罪し反省する」とする謝罪文を発表した。

SWCからの抗議はないものの、直近ではサザンオールスターズ・桑田佳祐さんの「チョビ髭」事件があった。桑田さんが14年末のNHK紅白歌合戦にチョビ髭を付けて登場したことから、ネット上で「ヒトラーに扮して現政権を揶揄しているのでは」との憶測を呼び、所属事務所と桑田さんは「他意は全くございません」とするコメントの発表を余儀なくされた。

遡ること約40年前には、ジュリーこと沢田研二さんが「サムライ」(1978年)歌唱時に着用していた衣装が問題になった。ハーケンクロイツ(鉤十字)の腕章を付けたナチス親衛隊風のデザインで、当初はそのままテレビにも出演していた。しかしその後、腕章の鉤十字は×印に変更された。

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が1983年に行った「散開コンサート」は、ナチス風の衣装やステージデザインが際立つものだった。ただ、こちらは当時大きな騒動にはならなかったようだ。そのためネット上では、欅坂の問題を受けて

「じゃあYMOの散開はどーなるんだ」
「時代が違うという事でしょうかね?」
「今あれをやったら炎上するのかな?」

といった声が散見される。




【AFP=時事】日本のアイドルグループ「欅坂46(Keyakizaka46)」が、10月に開催されたハロウィーンコンサートで着用していたミリタリー調の衣装について、ナチス・ドイツ(Nazi)の軍服に似ているという批判が集まり、物議を醸している。

【写真】ナチスの軍服を着たヒトラーや親衛隊幹部ら

 問題となっている衣装は、10月22日に横浜で行われたコンサート使われたもので、黒のワンピースとマントに加え、帽子には、ナチス・ドイツの国章でかぎ十字の上に描かれていたクロワシに似た金色の鳥の飾りが付いていた。
 公演後には、ソーシャルメディアがこの衣装の話題で炎上。ツイッター(Twitter)では、このような衣装を選んだことについて「許し難い」、「容認できない」という声が上がっている。

 ドイツの首都ベルリン(Berlin)在住の日本人作家、六草いちか(Ichika Rokuso)氏は、「終戦から71年が経ちましたが、家族や友人など大切な人の命を奪われた遺族はまだ大勢いらっしゃいます。日本にも。その方々にとっては過ぎた事、昔の話ではないのです。気づいてあげてくださいね」と諭した。

 また、この衣装を着たメンバーの画像とナチスの軍服を並べた写真を掲載し、怒りの声を上げるツイートも相次いだ。バンドによる売名企画と受け止めたあるユーザーは、「衝撃的なマーケティングだ」と憤りを示した。本件に関し、グループ側からのコメントは出されていない。

 日本の音楽グループがこうした問題を引き起こしたのは今回が初めてではない。ロックバンド「氣志團(Kishidan)」が着用した衣装がナチスの制服に似ていたとして、米国を拠点とするユダヤ人権利擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center)」が謝罪を要求したこともあった。【翻訳編集】 AFPBB News
by hiroseto2004 | 2016-11-01 18:43 | ジェンダー・人権 | Trackback