備忘録 トランプさん、シリアのアサド政権を是認
2016年 11月 16日
トランプさんは、シリアのアサド政権を評価しました。
ブッシュ被疑者は、イラン、イラク、北朝鮮に次いで、リビアなどとともに、シリアのアサド政権を打倒対象に認定していました。
さらに、オバマ政権は、反アサド政権勢力を支援していました。
しかし、トランプさんは、アサド政権を是認する姿勢に転じました。
アメリカの次期大統領、トランプ氏が、シリアの大統領を、テロ対策に向けた最良の選択肢だとしました。
フランス24によりますと、トランプ氏は14日月曜、ロシアのプーチン大統領との電話会談で、「選挙戦でも述べたように、シリアのアサド大統領が、シリアの戦争で成長したテロへの対策において最良の手段だという結論に至った」と強調しました。
さらに、プーチン大統領もこの電話会談で、ロシアとアメリカの関係の正常化に期待感を現し、「アメリカの新政府と協議する用意があるが、両国の関係は、内政不干渉、平等に基づくべきだ」と語りました。
トランプ氏もこれに関して、「ロシアとこの国の人々との強力で継続的な関係を求めている」と述べました。
トランプ氏とプーチン大統領はこの会談で、経済・貿易関係の拡大、とくに国際テロや過激主義への対策における相互尊重に基づく両者の建設的な協力を求め、こうした知らせはシリア問題の解決に向け多くの期待を伴うものだ、と強調しました。
プーチン大統領はさらに、ロシアとアメリカの関係については長く苦しい道が続くが、ロシアはこの道を歩み続けると強調しました。
by hiroseto2004
| 2016-11-16 20:07
| 国際情勢
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