アメリカによる制裁法延長を非難、EUと関係改善 イラン【備忘録】
2016年 11月 23日
イランの国会議員らは、イラン制裁法を新たに10年延長するというアメリカ下院の措置を非難。他方、イラン大統領は、EUとの関係改善に引き続き意欲を示しています。
イラン国会の議員らが、イラン制裁法を新たに10年延長するというアメリカ下院の措置を非難しました。
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを受け、アメリカ下院は、イラン制裁法、通称ダマト法を新たに10年延長しました。
アメリカの下院はまた、イランへの航空機売却の禁止法を可決しています。
ファールス通信によりますと、イラン国会議員らは22日火曜の会議で、声明を出し、このアメリカ議会の措置を非難すると共に、イラン政府に対し、国会の核合意に関する承認事項によりアメリカの行動への報復措置を取るよう求めました。
また、平和的な核活動におけるイスラム革命の業績を維持する必要性を強調しました。
こうした中、イラン国会国家安全保障・外交政策委員会のデフガーニー副委員長は、アメリカによる、核合意後の約束の不履行やイラン制裁法の延長について、「国会議員らは、アメリカに対する報復を目的とした措置に関する法案を国会議長団に提示した」と語りました。
イランのローハーニー大統領が、「イランとスロベニアは、政治・経済の領域を含めた様々な分野での二国間関係の拡大を決意している」と強調しました。
イラン大統領府のサイトによりますと、ローハーニー大統領は22日火曜、テヘランでスロベニアのバホル大統領と共同記者会見を行い、「スロベニア大統領のイラン訪問は25年ぶりであり、またテヘランのスロベニア大使館の業務再開は、相互関係の拡大に向けた両国の強い意思を示すものだ」と語っています。
また、「スロベニア大統領との協議においては、二国間、地域、国際関係に関する関心事について意見交換が行われた」とし、「両国は地域や世界の重要な問題の多くにおいて共通の見解を有している」と述べました。
さらに、「イランは、EUとの関係を重視している」としています。
一方、バホル大統領もこの記者会見で、「大規模な経済代表団を率いての今回のイラン訪問は、両国関係の新たな時代の幕開けを物語るものだ」と語りました。
また、「スロベニアは、イランとの関係を高いレベルに引き上げることを決意している」と述べています。
さらに、「イランとスロベニアは、国際問題の多くにおいて、意見が一致し、共通の見解を有しており、平和的な外交手段により地域・国際的な対立を解決できると考えている」としました。
バホル大統領は、イランとの関係拡大を目的に、21日月曜夕方、テヘラン入りしました。



