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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

国会会期延長でどさくさに紛れ、カジノ法案まで審議入り

与党と維新による会期延長強行で、年金カットやTPPだけでなく、審議にさえ入っていなかったカジノ法案までどさくさに紛れて強行しようとしています。

いわゆるリゾート法の失敗にも学んでいませんね。
国民はハコモノに税金をつぎ込まされた上に、自分たちの金をギャンブル業者に巻き上げられる。
踏んだり蹴ったりになりかねません。

内政では「金丸信・竹下登を取り戻す」というのが安倍総理の本質だと思いますね。

金丸・竹下らが権力を振るった1980年代後半。
いわゆるリゾート法が施行され、自治体は国の「地方債は交付税で面倒を見ます」という甘言にも乗って、インフラを整備。リゾートを誘致したがことごとく失敗に終わりました。地方自治体は財政的に追い込まれ、自治省・総務省の管理が強まる結果になりました。

そのリゾート法の焼き直しが今回のカジノ法案ですね。

どう言いつくろうが、「日本を取り戻す」ではなく「金丸・竹下を取り戻す。」が安倍政権です。

「地方創生」も竹下の「ふるさと創生」のパクリなのが見え見えですしね。

※なお、経世会=善、清和会=悪という図式が一部左翼にも広まっていますが、この図式は、安倍総理がむしろ金丸政治を踏襲している以上、却って、総理への援護射撃にすらなりかねないと危惧しています。
年配有権者の中で金丸的政治を今でも懐かしむ人は多いし、団塊ジュニアくらいの場合だと、自分たちの少し上の世代が正社員比率が高かったころの象徴としての金丸時代をうらやましく思う雰囲気もある。
それでは、やっぱり駄目だったのだ、ということはきちんと指摘していかないと行けません。
小泉的なグローバリズムも格差を拡大したが、竹下・金丸も問題ありまくりだったという認識を再確認しなければなりません。

 衆院議院運営委員会は29日、カジノ解禁推進法案を衆院内閣委員会に付託することを自民、公明の与党と日本維新の会の賛成多数で決めました。

 これに先立つ衆院議運委理事会で日本共産党の塩川鉄也議員は、法案について「日本にIR(統合型リゾート)をつくって海外のカジノ資本を参入させ地域振興を図るというが、逆に地域経済が疲弊して振興に逆行するものだ。依存症や多重債務拡大の懸念もある」と指摘。「そもそも審議もされていない法案を会期延長で審議入りすることは認められない」と述べ、反対を表明しました。

 同法案は、自民党と旧維新の党などが昨年の通常国会に共同提出し継続案件となっていたものです。

 民進党の蓮舫代表は同日の党代議士会で、「これまで議員立法は全党一致でおろす(委員会に付託する)ものだった。与党だけで強硬におろす、この姿勢も国会をばかにしていると言わざるを得ない」と述べました。


by hiroseto2004 | 2016-11-30 20:50 | 環境・街づくり | Trackback