南スーダン自衛隊派兵のために武器禁輸に反対しアメリカさえ怒らせる安倍外交
2016年 12月 21日
安倍政権が安保法に基づく自衛隊派兵にこだわってアメリカを怒らせるという斜め上の展開になっています。
今、国連安保理では、アメリカ提案で南スーダンへの武器禁輸案が審議されています。
武器が供給されなければ政府軍も反政府軍も戦闘は継続不能になります。
しかし、これに日本が賛成すると、日本の自衛隊が政府軍から恨みを買うのではないか?
そういう意図から、日本政府は反対の姿勢です。
「戦争しまくり」のアメリカでさえも、虐殺を懸念する国際世論を背景に武器禁輸に重い腰を上げる中、
日本は、自衛隊を派遣するために、武器禁輸に反対する。戦争放棄の憲法9条を持つ国が取るべき対応
ではないでしょう。
南スーダンからはPKOはいったん撤退。そして、武器禁輸で締め上げて事態を沈静化させる。
いまは、それしかないでしょう。どうしても自衛隊派兵にこだわって、アメリカにさえも迷惑を掛ける
安倍政府は日本の恥です。アメリカを喜ばせるはずの安保法でアメリカを怒らせる。
あまりにも「斜め上」の展開です。
by hiroseto2004
| 2016-12-21 22:28
| 国際情勢
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