広島市役所職員自殺は過労 遺族が公務災害請求
2016年 12月 22日
広島市役所の入庁2年目の職員が自殺。
月100時間の残業をしていたとのことで、遺族がこのほど公務災害に認定するよう請求しました。
電通で新人社員の過労自殺が問題となりました。
そして、いまや、(かつては比較的楽、といわれた)正規公務員でも、このような現状が
広がっています。
広島市の20代の女性職員が昨年10月に自殺したのは過重労働が原因だったとして、遺族が公務災害の認定を申請したことが22日、分かった。
市によると、女性は2014年の採用。区役所で保育所入所の業務を任され、15年から児童手当の支給業務を担当した。14年12月から仕事が増え、15年9月まで月100時間前後の時間外労働が続いた。同僚から厳しく指導されたこともあったが、自殺の原因となったかは確認できていないという。
遺族は女性の死後、自殺の原因を知りたいと市側に求めた。市は遺族に勤務実態を説明し、全職場に時間外労働の縮減を呼びかける方針を決めた。広島市の松井一実市長は「申請を重く受け止めている。しかるべき措置をして遺族の要望に応えたい」と話している。【竹内麻子】
by hiroseto2004
| 2016-12-22 19:25
| 広島市政(広島市議会)
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