読売が「貧困と生活保護(45) 在日外国人は保護を受けやすいという「デマ」」
2016年 12月 24日
読売新聞にこのたび、しっかりとデータを検証した記事が出ました。
補足するとすれば、在日コリアンの高齢者で生活保護が多いのはかつて、1982年までは国籍条項で年金制度に加入できなかったことが大きいですね。
「外国人・他民族を差別・侮蔑・排斥するヘイトスピーチは、日本の恥です。その中心的な材料に使われているのが生活保護。在日韓国・朝鮮人は「特権」を持っているから生活保護を受けやすいと排外主義者は主張しています。一部の国会議員も、生活保護たたきと偏見をあおる発言を繰り返しています。ネットにもその種の発言がまき散らされ、うのみにしている人が少なからずいるようです。
デマ、あるいは妄想としか言うほかありません。日本人でも外国人でも、生活保護を受ける要件や給付の基準は同じで、特別扱いなど、ありません。在日韓国・朝鮮人が保護を受けている割合が高いとすれば、過去の就職差別や社会保障制度からの排除の影響によって、貧困層が多いからでしょう。むしろ、差別を受けてきた結果なのです。」
by hiroseto2004
| 2016-12-24 00:48
| ジェンダー・人権(反貧困)
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