イエメン人権相、サウジの犯罪調査委員会設置を要請
2016年 12月 29日
イエメンの人権大臣は女性なのですね。
サウジアラビアのような、女性についこの間まで参政権すらなかった国とは大違いです。
サウジは、クラスター爆弾を使用するなど、非人道的な行動を続けています。
国際人権団体ヒューマンライツウォッチが、サウジアラビアがイエメン人の殺害にクラスター爆弾を使用していると非難しています。
アルアーラムチャンネルによりますと、ヒューマンライツウォッチは、「サウジアラビアは今月6日、イエメンサアダ市をクラスター弾を含むミサイルで攻撃した」と発表しました。
この発表によりますと、サウジアラビアのサアダ州への攻撃は、サウジアラビア、ブラジル、アメリカがクラスター弾の使用を禁じる国際法への署名を控えた後に行われました。
この報告によりますと、ブラジル製の地対地ミサイルの破片が現場から見つかったということです。
ヒューマンライツウォッチは、サウジアラビアにクラスター弾の使用を停止するよう求めました。
また同団体とアムネスティインターナショナルは、サウジアラビアが少なくとも7種類のクラスター弾をイエメンで使用していることを証明しています。
サウジアラビアは2015年3月から、ハーディ元大統領の支持派の復権を狙って、同国への攻撃を開始しました。この攻撃で、現在およそ4万人が死傷しています。
イエメン人権大臣が、国連に対し、イエメンにおけるサウジアラビアの犯罪を調査する委員会の結成を求めました。
アルアーラムチャンネルによりますと、イエメン人権相は、「国連は、イエメンの人々に対するサウジアラビアのさまざまな犯罪について調査するため、国際的な委員会を結成すべきだ」と発表しました。
さらに、地域や世界の人権団体、機関の代表者に対し、サウジとその同盟国のイエメンにおける犯罪を伝え、この国の各地や廃墟を視察するよう求めました。
サウジアラビアの戦闘機は、クラスター爆弾などの禁止兵器を用い、アラブの貧困国であるイエメンを攻撃しています。
サウジアラビアの戦闘機は、イエメン各地への攻撃を拡大し、26日月曜、北西部のハッジャに対してクラスター爆弾を使用しました。
国際人権団体ヒューマンライツウォッチは、26日、サウジアラビアはクラスター爆弾を使用してイエメンの人々を殺害していると非難し、「サウジアラビアは、12月6日、イエメン(北部)・サアダ市をクラスター爆弾で攻撃した」と発表しました。
by hiroseto2004
| 2016-12-29 13:53
| 国際情勢
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