2016年 職場のたたかい/6年越しの勝利和解 資生堂 雇い止め(他社報道)
2016年 12月 31日
以下、しんぶん赤旗より。
2016年、解雇や雇い止め撤回を求める労働者と労働組合の数年越しのたたかいが勝利解決に結びつきました。たたかいの成果を本紙報道で振り返ります。
解雇撤回させる
減産を理由に口紅などの製造業務に従事する非正規雇用労働者を雇い止めした資生堂。雇い止めの撤回を求める労働者らの粘り強い運動によって1月、和解が成立しました。6年8カ月にわたるたたかいの全面的な勝利解決です。
いすゞ自動車の「非正規切り」争議は11月、会社とJMITU(日本金属製造情報通信労働組合)の当事者間で全面解決しました。8年にわたる争議を労働組合と多くの支援が支えました。
解雇を通告して労働者を会社から閉め出す日本IBMの「ロックアウト解雇」について、東京地裁が3月、解雇無効の判決を出しました。
スト妨害を断罪
日本航空のパイロットと客室乗務員を解雇した事件で9月、管財人がストライキ権確立を妨害したのは不当労働行為と最高裁が認定しました。
過労自殺根絶を
電通の新入社員だった女性の過労自殺について三田労働基準監督署(東京)が9月に労災認定しました。厚生労働省東京労働局は12月、三六(さぶろく)協定による残業時間を超えないよう労働時間を過少申告させた疑いで電通と同社幹部を書類送検。石井直社長は来年1月で辞任する意向を表明しました。
1分単位に改善
労働時間を15分単位で切り捨てていたセブン―イレブン本部が、1分単位で管理するシステムに変更しました。ソニーも1分単位の計算に改めました。
by hiroseto2004
| 2016-12-31 18:49
| ジェンダー・人権(労働問題)
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