イエメンの子ども二万人がサウジアラビア(国王・サルマン被疑者)の封鎖と空爆により死亡
2017年 01月 04日
イエメンの子供2万人がサウジアラビアの行動により死亡
イエメンの政治活動家が、これまで子供2万人が、イエメンに対するサウジアラビアの封鎖と空爆により死亡しているとしました。
この政治活動家は、プレスTVによるイエメン・サヌアでのインタビューで、「サウジアラビアのイエメン封鎖が続いたことによる、マラリアやコレラ、栄養不良で死んだ子供の数は、莫大な数に達する」と語りました。
また、世界の多くの国々が、新年を祝っている中で、サウジアラビアのイエメン攻撃は今なお続いているとしました。
さらに、サウジアラビアはイエメンを攻撃する中で、完全な形で西側諸国、特にアメリカ、フランス、イギリスの支援を受けているとして、「これらの国のサウジアラビア支援が続くかぎり、イエメン戦争は終わらない」と述べました。
この政治活動家は、サウジアラビアの犯罪に対する国際機関の沈黙を非難し、「イエメン戦争に関する国際的な調査はまったく行われていない」と語りました。
また、イエメンに対するサウジアラビアの侵略は、開始から2年近くたっているとして、この戦争により、これまで3万人から3万5千人が死亡しているとしました。
さらに、サウジアラビアはイエメンの人々に対する攻撃に劣化ウラン弾を使用していると強調し、「特にイエメン北部のハッジャ州、サアダ州やそのほかの地域の子供には、サウジアラビアが禁止兵器を使ったことによる先天的な身体障害が見られる」と語りました。
この政治活動家は国際社会に対して、イエメンに医薬品を移送する可能性を整え、イエメンの封鎖を解くよう求めました。
2015年3月から始まったサウジアラビアのイエメン攻撃は、イエメンのハーディ元大統領の政権復帰を目的としています。
サウジアラビアの攻撃の継続により、イエメンでは多くの人々が死亡し、また数百万人のが難民化し、インフラ施設が破壊されています。