ベネズエラ議会が、マドゥロ大統領の職務停止を可決
2017年 01月 11日
ベネズエラは、大統領はチャベス大統領の後継者である左派ですが、議会は反大統領派が優勢になっています。
ベネズエラ議会が、同国のマドゥロ大統領の職務停止を可決しました。
IRIB通信によりますと、ベネズエラ議会のフリオ・ボルヘス議長は、「マドゥロ大統領は事実上、自らの責務不履行や危機打開の怠慢を疑われている。だが、この職務停止案はベネズエラ最高裁判所により却下されることが予想される」と語っています。
論理上、この声明の可決はマドゥロ大統領の退陣と、現職の副大統領が大統領になることを意味していますが、ベネズエラ最高裁判所がこの法案の実施を承認する可能性は極めて低いと思われます。
これまで、ベネズエラでは国会による反政府的な行動の全てに対し、最高司法機関が裁断を下していました。
ベネズエラの野党議員らは、政府に早期選挙の実施を促そうとしています。
by hiroseto2004
| 2017-01-11 14:28
| 国際情勢
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